ちょっと敬遠してたけど、使ってみたらよかった話
― ハイキング用アンブレラという選択 ―
実は今シーズン、私もようやくハイキング時に“傘”を取り入れてみました。最初は「片手がふさがるし、どうなんだろう?」と思っていたのですが、
先日の綾町へのハイキングや日向の海岸線を歩いた時などで使ってみて、その快適さに少し驚きました。

綾町への中長距離ハイキング中にて
強い日差しの中、日陰のない休憩スポットで差してみたら、体感温度がぐっと下がる。手元に一本あるだけで体感温度が和らぎ、行動中の疲労も軽減されました。
ハイキング中の軽い雨にも、ザックごと覆えて、レインウェアを着るまでもない時にちょうどいい。
「なるほど、これはロングハイクで愛用されるのも納得だな」と、素直に感じたのが正直なところです。

美々津の町歩きにて
軽さも大事、でも“大事なのは使い方”
最近は、軽量装備(いわゆるUL)を謳う道具が一気に広まり、ファッションとしての側面が注目されがちですが、
もともと“軽くする”のは、長い距離を歩く人たちが、歩きやすさや快適性を求めた末の知恵。
だからこそ、「軽いから使う」のではなく、「この道具がこの場面で役立つ」という視点で取り入れるのが、本来のかたちだと思っています。
おすすめの場面
ハイキングアンブレラは、以下のようなシーンで特に活躍します。
・夏の強い日差しの中、日陰のない休憩時に
ただ差すだけで、ぐっと快適。首や顔、背中への直射を和らげてくれます。
・ちょっとした通り雨や、レインウェアを着るほどでもない時に
ザックごと覆えて、蒸れずに歩けるのがありがたいです。
・のんびりと歩くロングトレイルや、整備された林道歩きなど
片手がふさがっても大きな支障がない場所なら、むしろ快適装備になります。

日陰のない休憩時も快適に
使用時の注意点
ハイキングアンブレラは非常に便利な道具ですが、状況に応じた使い方が必要です。
以下のような場面では、少し気をつけながらご使用ください。
・強風時には無理に使わず、レインウェアを着用する方が安全です。
傘の破損やバランスを崩すリスクを避けるためにも、風速のある場面では使用を控えましょう。
・登山道などで人とすれ違う際は、傘を閉じて道を譲り合いましょう。
特に狭い山道では、お互いに気持ちよく通行できるよう、ちょっとした気配りを。
・片手がふさがることによる不意の転倒にもご注意を。
傘を差したまま足場の悪い場所を歩く場合は、ストックの代わりになるような使い方ができません。
状況によっては傘をしまい、両手を自由にして歩きましょう。
・使用後は、しっかり乾燥させてから収納を。
濡れたまま長時間放置すると、カビや臭いの原因になります。帰宅後や宿泊先でのメンテナンスもお忘れなく。

日差しにも雨にも。
最後に
“傘を持つ”というと、どこか街の道具のイメージがありますが、山や海岸線の道などを歩く中で、その便利さを体感すると印象がガラリと変わります。
軽さや機能だけじゃなく、「その場での快適さ」をもたらしてくれる道具。気負わず、でもしっかり活用してほしい、そんな道具のひとつです。
店頭・ONLINE STOREでは、いくつかのハイキングアンブレラをご用意しています(※一部在庫がない場合もございます)。
梅雨明けとともに、日差しはさらに強くなってきます。フィールドはもちろん、日常の外出時にも活躍してくれるアイテム。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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