薪をいただきに出かけて感じたゆっくりとした生活の時間

いつもお世話になっている方のもとへ仕事の打ち合わせに出かける。
春になって沢山の花が咲いていたので、室内で打ち合わせするよりもと散歩をしながら仕事の話をしていました。
すると倒木を伐採した沢山の木を発見。
「薪用に持って帰っていいけど、硬いから大変だよ」とのことで間髪入れずに「いただきます!」と返答をさせていただきました。


薪の用途と薪の調達

アウトドアを楽しんでいれば薪はとても多くの場面で活躍します。
例えば薪ストーブや焚火など、都会で生活していればなかなか身近な場所で薪を使って火を起こすのも贅沢な遊びかもしれませんが、宮崎県では手軽に身近にそうした楽しみをすることができます。

宮崎県で薪を購入するとしても、軽トラック1台で7-8,000円~10,000円くらいの値段がしてしまうので、頻繁に購入することはコストが割高になってしまうものです。
お金に余裕がある方はその程度のコストと思うかもしれませんが、いただけるものならとてもありがたいことなのでございます。


職場の同僚を連れて朝から薪割りへ

さて、せっかくいただけるとなれば間を開けずにすぐにいただきにお邪魔するのが僕でございまして…
休日に職場の同僚を連れて、早朝からチェンソーで木をカットし、薪をひたすらに割って車に詰め込んでいきます。
3時間もかからずに車は薪でいっぱい。

また新たに薪棚を作らなければ保管場所が足りなくなってきました。
しっかり乾燥させて、再来年にはこの薪で冬の暖を取るのに活躍させていただきます。


田舎暮らしの時間軸の面白さ

さて、僕は宮崎に移り住んで10年以上が経ちますが、最近は田舎の生活というよりも「昔の生活の時間軸」に面白さを感じている次第でございます。
例えば今年にカットしている薪は乾燥させて、実際に使用するのは1-2年先の話。
要は1-2年後の暖房を今年に準備するのであります。

先日、農家の友人に図々しいながらも日向夏の苗木をいただきました。
自宅で育てようといただいたのですが、実がなるのは3年ほど先になるとのこと。これも要は3年以上先に楽しむための果物をコツコツと愛情を持って育てていくわけでございまして。

せかせかとした現代社会の中で、僕はとくにせかせかした性格なのでありますが、こうしたゆっくりとした時間軸の中でコツコツと積み重ねて準備することの面白さを感じるのであります。

皆さまも何かと忙しい毎日をお過ごしかと存じますが、時には田舎の生活を思いきり感じながら、ゆっくりとした時間の中でコツコツと作業をするのも良いかもしれません。なんだか不思議な気持ちになるものでございます。

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