暑いシーズンになり、アクティビティを楽しむにもスズメバチ・アブ・マムシなどの毒のある生き物についての話が出ることも増えてきました。
アクティビティを楽しむには、毒のある生き物だけでなく、怪我や事故、足のトラブルなどの対応のために、ファーストエイドキットを携帯しておくことはとても大切です。
遊び慣れた方々と話す時は、時折話題にのぼる”ファーストエイドキット”ですが、皆さまはしっかりと携帯していますでしょうか。
店でファーストエイドキットの話をすると時折、「いやいや、そんなこと言っても使うことないでしょ」と言われることがありますが、僕は携帯しているファーストエイドキットのほとんどを使用したことがあります。
怪我や事故だけでなく、トラブルの回避や同行者の安全のためなど、ひとりで楽しむにも、複数人で楽しむにも、必ず携帯しておくファーストエイドキット。
今回はそんな道具を入れておくのに便利なアイテムの紹介です。
「やばい、持ってない…」という方は、こっそりでも構いませんので店頭で申し付けください。
しっかりとアドバイスしますので。
EXPED “Organizer Cube First Aid”

EXPED “Organizer Cube First Aid”
まずは完全防水ではありませんが、耐水性と視認性に優れたEXPED “Organizer Cube First Aid”。
僕やスタッフも使っているファーストエイド用ポーチです。

店主私物
入れ方が雑ですが、上の写真は僕の私物です。
容量は1Lと3Lがありますが、個人で出かける場合は大抵これに入れています。
完全防水の使用ではないため、通常のハイキングなどでは十分ですが、沢登りなど完全に水に浸かるようなアクティビティでは、パック自体をドライバッグにしたりすることを含めて、防水性の対策が必要です。
EXPED “Drybag First Aid”

EXPED “Drybag First Aid”
次に、”Drybag First Aid”
こちらは、完全防水のロールトップ開閉式。
容量は1Lと5Lの2サイズで、アウトドアでは馴染み深いドライバッグの形状なので、完全防水です。
そのため、激しい雨、水辺のアクティビティなどを楽しんでも、内部を濡らすことはありません。
用途や遊びの種によって選べばOKです
僕は四角い形状と、中身の視認性の良さで完全防水ではありませんが、”Organizer Cube”の方を使用していますが、用途や遊びの種類によって使い分ければOKです。
ただし、ファーストエイドキットの中には、濡れてしまうと使えないものもありますので、濡れることは避けるようにしておきましょう(買い直すの勿体無いので)。
中身は目的や季節に応じて
ファーストエイドキットの中身は、目的や季節、時に案内を行う(または初心者を連れていく)などによって若干異なります。
いつも全てを持っておいても支障はありませんが、極力不要なものは省いて軽くしておきたいもの。
状況に応じて入れ替えしつつ、内容物のチェックをしておくこともお勧めです。

店主私物

店主私物 その2
ざっと内容物を見ながら書きますと
- ポーチ
- ツエルト
- 消毒液
- リペアキット
- ダクトテープ
- サムスプリント
- テーピング
- ホイッスル
- ナイフ・ハサミ
- 絆創膏
- コムレケア
- ポイズンリムーバー
- 細引き
- エマージェンシーブランケット
- 毛抜き
- 爪切り
- ファイヤースターター
- 鎮痛剤
- 下痢止め
こういうものを、時と場合によって増減して使っています。
ガイドを生業にする方などでは、さらに緊急時に使用する道具などが増えたりもします。
第三者が見て分かること
ファーストエイドキットの携帯で重要なのは、第三者が見ても「どこに応急救護用品があるか分かる」という点です。
経験はしたくないものですが、自身が大怪我をしてしまった場合など、第三者がパックの中から素早く必要なものを探すのに「どれがファーストエイドか」というのが分かるのは大切です。
マナーとしての携帯を
基本的に自分のことは自分で。
そんなことがアウトドアを楽しむ上で大切ですが、初心者の方もファーストエイドキットの携帯はアウトドアを楽しむ上でのマナーと思って、携帯しておきましょう。
最初は何が必要か分かりづらいかもしれませんが、徐々に必要なものと不要なもの、または代用ができるものなどを理解して、整理ができると思います。
これからのシーズンは、毒のある生き物も存在します。
十分に気をつけながら、不慮の事態に遭遇した時に素早く対応ができる様にしておきましょう。
紹介した道具を含めて、エマージェンシーでも使えるような道具は以下のリンクから
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