自然の中で遊ぶのは、少なからず必ずリスクが存在します。
例えば道迷い・転倒による怪我・滑落など、遭難事故の中でも多い事例もありますが、それ以外でも土砂崩れ・落石・鉄砲水など挙げればキリがありません。
山での遊びが以前と比べて、カジュアルに楽しめるようになったと感じることもありますが、安全管理や緊急時の対応は常にしっかりと考えて備えておく必要があります。
今回はそんな中で、緊急時の対応として大切なファーストエイドキットについて。
ウェアや道具に金をかけて、大切なものを持たずに楽しむ方は残念ながら一定数いらっしゃいますが、アクティビティを楽しむ際にファーストエイドキットの携帯は非常に大切です。
捻挫・骨折・足の攣り・毒のある生き物・遭難など、事故やヒヤリハットは遭遇しないことが一番ですが、万が一の事態に遭遇してしまった場合に適切な対処を行うことは非常に大切です。
案内を生業としている方々では、お客様用も含めて携帯しますが、同様に山に人を連れて行くにも関わらず、こうした装備を携帯していない方も残念ながらいらっしゃるようです。
ファーストエイドキットは悪天候の場合にも、内部を濡らすことの無いように防水のスタッフバッグなどに入れて携帯することがオススメですが、もしも「持ってないな…」という方がいれば店頭に入れておきましたので、しれっと買っておいてください。
上の写真は、僕らが今の季節に携帯しているものです。
- 包帯・ガーゼ
- テーピング
- 鎮痛剤・下痢止め
- 芍薬甘草湯
- ツエルト
- エマージェンシーブランケット
- サポーター
- ホイッスル
- サムスプリント
- ダクトテープ
- 細引き
- ハサミ
- ライター類
- ゴム手袋
- 目薬
- 湿布
- 絆創膏など
今回は入れていませんが、これからのシーズンになると毒のある生き物に刺されたり、噛まれたりした時用に”ポイズンリムーバー”も必須な季節となります。またピンセットや爪切りも常備しています。
またヘッドライトを写し忘れましたが、それも同様にシーズン問わず大切なものです。
また険しい山域や、不安要素のある場所に出かける際などは、行動用の道具などを含めてさらに荷物は多くなります。
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目的地や遊びの種類によっては、少なめにコンパクトにすることもあれば、もう少しゆとりを持ってしっかりと入れておくこともあります。
アウトドアはレジャー的な楽しみ方ももちろんありますが、怪我や事故などに備えた知識や装備をしっかりと行うことも楽しみのひとつであり、大切な要素のひとつです。
洒落っ気よりも大切なことは、アウトドアでは安全管理であり、自分の安全管理をしっかりと行えることはマナーでもあります。
僕らの店をご利用いただいている方の多くは、自身の怪我に備えてしっかりと装備されていると思いますが、これから楽しむ方々のためにもみんなで安全については大切に伝えていきましょう。
長くアウトドアを楽しむほどに、友人や知人が事故に遭ってしまうなど、起きてほしくないことに遭遇してしまうこともあります。
山が賑わう季節になりましたが、今一度”安全”を考えながら装備や携帯品を見直して、安全第一に楽しんでいきましょう。
ファーストエイド用のドライバッグは以下リンクから
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