【FLY FISHING】下見を兼ねて

今週の定休日初日。
山にササユリを見に行こうか、山間部でお世話になっている方のもとへご挨拶に行こうか、それとも釣りか——。
いくつかの選択肢を思い浮かべながらも、水曜日にはお客様と同行の予定があったため、下見を兼ねて山奥の渓谷へ。

先日の大雨の影響で、「川の様子はどうなっているか」「お客様をご案内するならどこが良いか」などをチェックすべく、車を走らせて奥へ奥へと。

釣りの大先輩に「お客様と行くなら、あそこがいいかもね」といくつかの情報もいただいて、その中から「お客様も楽しめて、僕らも面白い」と思える場所を選びました。
こうして、誰かのチャレンジを応援してくださる方が身近にいるというのは、本当にありがたいことです。

渓谷沿いではユキノシタの花が見頃を迎え、足元には赤く色づいたキイチゴ。
視覚も味覚も、静かに夏へと向かい始めているのを感じます。

キイチゴ

キイチゴ

あちこちの川はまだ増水していて、本流筋は水も勢いも強め。
そんな中でも比較的穏やかな谷を選び、のんびりと釣りのスタートです。

増水の影響を受けにくい支流を選んで入渓すると、澄んだ水の流れの上に、時おりアカショウビンの声が響き、すぐ近くではコジュケイの鳴き声。
耳を澄ませながら、静かな渓谷をゆっくりと釣り上がっていきました。

釣りのスタート

釣りのスタート

相手は生き物。その日のコンディションや水の状態に応じて、反応も大きく変わります。
大雨の後らしい渋さに「まあ、これも渓流釣りの楽しさのひとつ」と言いながらも、やっぱり釣れた方が楽しいもの。

ポイントごとにフライを変えてみたり、流し方を試したりと、あれこれ試行錯誤しながら釣り上がります。

釣り上がり

釣り上がり

そして、厳しい状況の中でもスタッフは綺麗な山女魚を。

山女魚を釣るスタッフ

山女魚を釣るスタッフ

山女魚

山女魚

自然の中での時間をたっぷり楽しんで、谷を抜けたあとは明日に備えて早めの帰宅。
翌日はまた別の場所へ、お客様と一緒に釣りに出かけます。
「釣れるといいなぁ」なんて言いながらの下見遡行で、ガイドの方々も行う大切な下見調査ですが、こうしてまた新たなお客様が楽しんでくださるのであれば報われる仕事のような休日です。
(楽しんでますが…笑)

翌日のレポートもまた更新します。


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