フライ用品を店で取り扱い
ベテランの方々やこれからフライを始める方と
釣り話に賑わうのを
良く楽しませていただいていますが
ベテランの方と話しながら
「実際に巻いたフライやマテリアルを紹介した方が楽しいな」と
そんなご意見がありましたので
釣りをする方にもしない方にも
楽しんでいただければと
不定期にフライを巻きながら
マテリアル(材料)と巻き方をご紹介します。
注:僕はフライを巻くのが決して上手ではないので、見栄えはよろしくないです…機会があればベテランの方が巻いたフライもご紹介させていただくようにします。
店にお越しいただく山遊びの方からよく
「どうやってフライを巻くんですか?」と
そんな質問もいただくので
「なるほどな」と思っていただければ幸いです。
CDC Thorax Dun -CDCソラックスダン-
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カゲロウの亜成虫を模したフライ。
経験長けた方などは
「○月頃に□□カゲロウが」などという
虫の羽化のタイミングを知って
それに模したフライを巻くのでありますが
飛んでいる虫を観察したり
それに飛びつく魚を観察したりしながら
虫に模したフライに反応してくれる時は
嬉しいものです。
フックをセット
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バイス(針を固定する道具)に
フック(釣り針)をセットします。
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今回使用したのは
TIEMCO社のTMC100B #16
スレッドで下巻き
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スレッドとは
フックに材料を巻き付ける糸ですが
材料を巻く前に下巻きを。
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今回使用しているのは
UNI-Threadのライトケイヒル。
余ったハックルでテールをセット
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余って保管しているハックル(鳥の羽)で
カゲロウのテールをセット。
ボディ作り
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CANAL社のクレインクイルをセットして
ボディに巻くことで起毛させた
虫っぽいボディを作ります。
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上の画像で使用したのは
CANAL社のクレインクイルメイフライ。
余った部分は綺麗にカットします。
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上の画像のクレインクイルを取って
フックに巻き付け。
ハックル・CDCをセット
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ハックル(鶏の羽)をセット。
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CDC(カモのお尻付近の羽の根元)をセットして
余った部分を綺麗にカットします。
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今回使用したのは
METZ社のコックネックハックル。
白系の色を使おうかとLtブルーダンを。
CDCはCANAL社の1gパック。
先端部分しか使わないので
1gのお得なパックを使用。
CDCをスレッドで起こす(立てる)
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セットしたCDC(白い羽)の前に
スレッド(糸)を巻いてCDCを立てます。
このCDCは個人的には
羽っぽさと目印を目的にしています。
(という感じで、僕は結構アバウトです)
ハックルを巻く
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CDC(白い羽)をスレッドで立てたら
ハックル(鶏の羽)を後ろから前へと巻いて
先端でスレッドを結んでスレッドをカット。
カットして整えて終了
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僕の場合はハックルの下部をカットして
上部の長すぎるCDCをカットして整えています。
(フライが使用中にクルクル回転しないように)
カラー違いでバリエーション
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使用するマテリアル(材料)の色を変えて
別カラーもバリエーションで作っておきます。
水中からのイメージ
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せっかくなので
C&F DESIGN社のFishEyeという道具で
水中からのイメージを。
お客様分
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お客様に頼まれても
いつでもお渡しできるように
定休日は少しコツコツと
フライを巻いておりました。
僕が巻いたフライは
そんなに見栄えが良いものではありませんが
釣りをしない方も「なるほど」と
楽しんでいただければ良いなと
今回はフライのご紹介でした。
また別のフライを巻く時も
写真を撮ってご紹介します。
「面白そうだな」という方は
気軽に店頭でご相談くださいませ。
僕なりに巻き方もご案内させていただきます。
(だいぶ我流ですが…)
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