登山やハイキングをはじめとした
山の遊びを始めてみたいけれど
なかなか分からないことや不安が多い。
身近に山歩きを楽しむ方が居ない。
そんなご相談を
店頭でもとても多くいただきますが
このシリーズのWEBコンテンツで
新しいチャレンジを楽しもうと思われている方の
背中を押せたらと願って更新しております。
前回は
登山やハイキングを楽しもうというのは
“私なんかが”と怖がってしまう方も居ますが
喜ぶ方が沢山いますという話を
書かせていただきました。
今回は
実際に登山やハイキングなどを
楽しまれている方が
どのようにして楽しまれているのかを
少しだけ書かせていただきます。
※当店が宮崎県にありますため
宮崎県や南九州の温暖なエリアを前提に
書かせていただきます。
より詳しいことなどは
お近くの専門店でのご相談をお勧めいたします。
(PORTALに通える方は気軽に相談ください)
登山用GPSアプリの活用
アプリで地図を見ながら
前提として、初心者やビギナーの方は安全に楽しむ為にも、山歩きに慣れるまでは経験のある方に教わりながら楽しみましょう。
・
登山やハイキングをはじめとした
山での遭難事故で
最も多いのは”道迷い”による遭難事故です。
現在位置が分からなくなってしまい
下山出来なくなってしまう事故。
無事に下山できたとしても
ヒヤリハットを経験された方は
多いと思います。
・
道に迷い
時間が余計にかかってしまうことで
気が焦ってしまい、転倒や滑落などの
事故に繋がることもあります。
以前は
地図とコンパスや高度計等をもとに
現在位置を確認しながら
山の中での行動をしていましたが
スマートフォンが普及してからは
GPSアプリを活用して
全体の行程や現在位置を確認しながら
山歩きを楽しむことができるようになりました。
・
地図とコンパスなどを元に
山歩きができることはとても大切ですが
読図(地図を読むこと)は
慣れなければ難しいことです。
上手くGPSアプリなどを活用しながら
徐々に地図に慣れていくことをお勧めしますし
山の案内をする方でも
今ではこうしたアプリを使用していることが増えました。
人気の登山用GPSアプリ
山の自然を楽しむ方にとっては
今では当然のように使われているアプリでは
“YAMAP”や
“ヤマレコ”というものを
当店のお客様では多く使われています。
当店では、お客様と一緒に
YAMAPのアプリを使用したり、
覚えたりしながら
山歩きなどを楽しませていただいております。
アプリを使用して
どんなことができるのかなどは
少しだけご紹介させていただきます。
アプリを使用して出来ること
下の画面は、実際にお客様と
山を歩いた際のYAMAPの画面です。
予め電波の届く場所で
行動する山域の地図を
スマホにダウンロードして行動します。
YAMAPの画面(2021/4/24時点)
山を歩く際は上の図のような
1/25,000の地形図と呼ばれるものを見て
山を歩きますが
登山道とされている箇所は、赤線で引かれ
実際に歩いた場所は青線がつきます。
現在位置は青丸で表示され
コース全体の中で、現在居る場所を確認できます。
・
同時に、現在の標高や行動距離
消費カロリーやペースなども
表示されるようになっており
行動終了後には
行動の履歴が残るため
振り返りにも使えます。
写真を撮影した場所も記録されているため
綺麗な花が咲いていた場所や
見所などを記録として残すことも可能です。
(以前は色々と、地図に書き込みされていた方も多いかと思います…)
・
行動した履歴をSNSのように共有したり
色々な方の活動履歴を見ることもできます。
煩わしい方は、知人にだけ共有したり
共有しないことも可能です。
ここでは
細かな使用方法は割愛しますが
しっかりと使えるようになれば
道迷いによる事故のリスクを抑えることができます。
(少しずつ地図を読めるようになればバッチリです)
山遊びの大まかな流れ
実際に登山やハイキング
渓流釣りや沢登り、クライミングなど
山間部でのアクティビティは
以下のような流れで行います。
- 下調べをして自分の能力や季節にあった場所をチェック
- 想定される行動時間や、行動の計画を立てる
- 登山届を提出する
- 安全に楽しみ、無事に帰宅
慣れないうちは
計画を立てるのも難しいことがあるため
経験者の方などと一緒に楽しみながら
ひとつずつ覚えていけば大丈夫です。
GPSのアプリは
安全に楽しみ、無事に帰宅するために使用する
今では大切なアイテムのひとつです。
※登山届の提出などは
また改めてご紹介させていただきます。
リスクに備えて安全に
山でのアクティビティを楽しむ際
登山用GPSアプリの活用は
道迷いの対策や
行程を考える上でとても便利ですが
それさえあれば安心という訳ではありません。
スマホのバッテリ切れによる道迷い
スマホ紛失による道迷い
無謀な計画による体力不足など
こうした事態も想定しながら
印刷した地図や
コンパスなどを携帯することや
モバイルバッテリの携帯なども
対策として考えましょう。
・
同時に
その他の事故などのリスクを知って
しっかりと対応することや
万が一に備えておくことも大切です。
今回は実際に
山の遊びを楽しまれている方が
道迷いを防ぎつつ
行程の管理をどのようにしているかの一例を
ご紹介させていただきました。
最初は難しいことや
不安なことも多くあるものですが
簡単なことから少しずつ覚えていけば
山の遊びはとても快適で楽しいものです。
“始めてみたいな”という方は
是非お近くの専門店で、相談してみてください。
当店でも、皆様の”始めてみたいな”という気持ちを
精一杯お手伝いさせていただきます。
日常の暮らしで気が向いたままに
自然の中を歩いて楽しめることは
きっと、とても素敵なことです。
皆様が素敵な遊びを楽しみながら
日々の暮らしを
より良いものにできますことを願っております。
当店が主催させていただいている
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