ハイキングやアウトドアアクティビティを楽しむ際、重要なアイテムの一つは優れたグリップ力を備えたシューズ。今回は、岩場などの厳しい環境でも快適に行動できるLA SPORTIVA社のBoulder X MIDが再入荷しましたので、ご紹介いたします。
Boulder X MID
LA SPORTIVA社のBoulder X MIDは、岩場へのアプローチを行うアプローチシューズをMIDカットにすることで、ハイキングなどをはじめとした山での行動を行えるように作られています。
要はMIDカットで、適度な足首の保護も行いつつ、軽量で足馴染みも良く、岩場などの難しい地形でのグリップ力にも優れており、身近なハイキングから険しい山域での行動と幅広いフィールドでの楽しみを安全かつ快適にサポートできることから、初めての登山靴という方にも経験豊富なベテランの方にも使いやすいシューズ。
当店でも非常に人気なモデルのひとつです。
優れたグリップ性を誇るソール
ソールに採用されているのはVibram社のIDROGRIP。
この素材は、ウェーディングシューズ(沢靴)や、キャニオニング用にも採用されることの多い素材で、同社のTX CanyonやTX Guideなどにも採用されているソール素材です。
濡れた岩場でもグリップ力を発揮できるように設定された素材ですが、花崗岩の一枚岩の上を歩く時も、火山帯の岩場を行動する時も、優れたグリップ力で、とても安心した行動を行えます。
反面、ドロドロにぬかるんだ場所などでのグリップは、同社のTX5のソール形状の方が優れている点はありますが、乾いた路面状況や、岩場での行動においては非常に優れたシューズです。
優れたフィット感
Boulder Xは、上の写真のようにつま先部からシューレースが配置されているため、しっかりとシューレース(靴紐)を締めることで、非常に優れたフィット感を実現しています。
こうした点はクライミングシューズなどを設計している同社ならではの設計で、トラバースを行う際などにもシューズ内部で足がブレることがなく、険しい箇所を歩く際にも非常に安心して歩行することが可能です。
初心者にもベテランにも高評価なモデル
TX5にも同様のことが言えますが、優れたグリップ性、軽量性、足入れの良さは、これからハイキングを始めようという初心者の方から、険しい山域をスピーディーに行動する経験豊富な方にも、高い評価を得ているポイントです。
どんな路面状況でも高いグリップ性を持たせてという点においては、同社のTX5のソール形状が優っているとも思いますが、快適性や岩場での安心感という点においては、Boulder X MIDは本当に優れたシューズで、発売以降かなりの期間が経っていますが、未だに高い評価を得続けているモデルです。
ずっと以前に個人的にも愛用していたことのあるモデルですが、店を出して以来、なかなか自分のシューズが買えないほど人気で、ようやく今シーズンは、久々に自分用のを入手して、快適に楽しませていただいています。
この記事へのコメントはありません。