MYSTERY RANCH社の今シーズンの新作としてリリースされた
Radix (レイディックス) シリーズ。
容量が31・47・57と展開されています。
店主は31Lを荷物が嵩張るシーズンやお客さまをご案内の際などに愛用中。
私は今回のテント泊でRadix 47(Women’sモデル)を新調し、
実際に使用してきましたので使い勝手などをご紹介いたします。
縦走やテント泊などの大型バックパック選びのご参考になれば幸いです。
Radixシリーズは軽量化に特化したUL系のパックではなく
適正に軽量化をしながらMYSTERY RANCHならではの
耐久性・背負い心地・アクセス性に優れた快適なバックパックです。
MYSTERY RANCHならではの快適な背負い心地
PORTALでもご好評いただいているCOULEEなどにも
搭載されているフューチュラヨークシステム。
背面長を自分の体型に合わせて調整が可能で
快適なフィット感を得ることができます。
特にテント泊など、いつもより重たい荷物を背負う際は
フィット感で疲労度なども差が出ます。
内蔵された軽量なアルミフレームは、
全体に柔軟にねじれるため、肩だけに負担がかからず腰に
荷重を分散させてくれます。
さらにRadixシリーズのWomen’sモデルには
女性専用設計のハーネスを装備し、
テント泊装備で長時間歩いて、肩が痛くなるということもなく
安定した背負い心地でした。
今まで愛用していたBridger 55も背負い心地に安定感がありましたが
Radixシリーズはフレームに柔軟性があるように感じます。
収納力と使い勝手の良さ
テント泊では今まで50L台の容量の大型パックを使用していましたが、
収納力の良さを見込んで47LのRadixを選びましたが
やはり、収納力にも優れておりました。
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メイン荷室
Radixシリーズは一気室構造。
メインの荷室は背面側にハイドレーションリザーバー対応の
深いポケットがあるのみです。
開口部すぐには、ヘッドランプ・サブランプ・充電器などの
すぐに取り出したい小物類を収納するために
MYSTERY RANCHのバックパックに対応する
Quick Attach Zoid Bagを取り付けました。
バックパックには縦に開くファスナーが下部から上部まで配され
大きく開口出来ることで、荷物の取り出しやパッキングもスムーズです。
以前使用していたBridgerシリーズには
ショルダーハーネスにトレランパックのように
ドリンクボトルやスマホなどの小物類を入れらるのが
特徴的でしたが、スマホなどは今回サコッシュに収納し対応です。
また、荷物が増えた際などは拡張性があり
巾着状の開口部ギリギリまで荷物を入れることが可能です。
開口部下にも荷物を押さえるストラップベルトがあるので荷物を入れ、
巾着状のコードを絞り、リッドが閉まれば荷物が飛び出すことはありません。
アウターポケット 〜 外側の収納
Radixシリーズの収納力と利便性の良さで
気に入ったのが外側のポケットの収納力です。
フロントとサイドに付いているポケットは
ドローコードで絞れるので、中に入れた荷物が飛び出すことなく
収納することができます。
深さがあり大きなフロントポケットには
サブザックと地図、カメラの三脚(ミニサイズ)を収納。
サイドにはテントのポールとバックパックのレインカバー
ウィンドシェルを収納
もう片方のサイドポケットには550mlのドリンクボトルを2本
(ボトルのひとつには行動食が入っています)
このポケットの位置は身体に近い方に沿って浅く
斜めにカットされているため身体の固い私でも
バックパックを背負ったままボトルの取り出しがスムーズでした。
テント泊で大型パックで歩く際に、
荷物の外付けはあまりしないのですが
今回は夜や朝方に冷え込む予報だったので
予定していたよりも防寒具が嵩張り
テントのインナーシートのみ下部へ外付けしました。
あとはポケットの荷物が飛び出ないよう
ドローコードをしっかり調整し、
サイドからのコンプレションベルトを引き締めてパッキング完了です。
今回、1泊2日のテント泊で使用してみて
まず感じたのは柔軟性のある背負い心地の良さ、
そして、見た目以上の収納力の良さです。
日帰り用のデイパックもそうですが
身体に合わないバックパックは疲労や時には事故などにも繋がり
山歩きの大切な相棒のひとつ。
今回ご紹介させていただいたのはRadixですが
是非、ご自身の身体や山行スタイルに合った
バックパック選びで山をおもいっきりお楽しみください。
店頭にあるモデルはご試着もできますので
お気軽にご相談ください。
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