先日、当店にて
宮崎県の押し花作家である
押し花小森さんに制作いただいた
栞や一筆箋を販売させていただきました。
お蔭様で非常に好評で
すぐに完売となりましたが
手に取っていただいた方が
読書の時間やご自宅で
少し自然を感じていただければ非常に嬉しい限りです。
・
押し花作家である小森さんと
お客様の読書や日常の時間で
少し山や山間部を感じていただけるものをと
そんな話をしておりまして
前回制作いただいたものは
少し山や山間部の空気を感じられるものを
小森さんにセレクトいただきましたが
山野草などを用いた作品が作れたら。
反面、山野草の入手も難しく。
そんな話がありましたので
先日の定休日は
小森さんを山奥へとお連れして
僕らの敬愛する森林保全活動を行なわれている
フォレストマントル上鹿川という団体の
西京子さんの元へお邪魔してまいりました。
僕らが「京子さん」と呼ぶ
西さんのご紹介は以下リンクから。
フォレストマントル上鹿川
フォレストマントル上鹿川という団体は
延岡市北方町の上鹿川地区にて
天然杉をはじめとした
森林保全活動を行なわれている団体で
「上鹿川」という地区にピンと来ない方が
居るかと思いますが、鉾岳・パックン岩というと
山遊びを楽しまれる方には馴染みの場所だと思います。
鉾岳・鬼の目山・ダキ山などをはじめとした
上鹿川地区の山々の整備などにも携わり
「もっとたくさんの方に森を楽しんでいただければ」と
そんな願いを聞かせて下さるのが
フォレストマントルの京子さん。
僕らの店の活動も
いつも温かく背中を押してくださる方で
お客様と地域の方々の交流イベントなども
これまでに実施させていただきました。
上鹿川での交流イベントにて
・
「もっと若い女性の方々にも、森の美しさを」と
そんなことを語って下さる京子さんですが
自宅ではたくさんの草花も育てられており
押し花で作品を作られる小森さんの作風が
個人的に京子さんの感性と
ぴったり合いそうだななんて想像して
お互いに打診しましたところ
双方に「是非お会いしたい」とのことで
上鹿川へと出かけて参りました。
素敵なおもてなしと、意気投合な時間
毎度お邪魔する度に
僕にたらふく山間部のご馳走を
振る舞ってくださるのですが
今回は押し花作家さんがお越しになるということで
京子さんのおもてなしは「お花の寿司」
花の寿司と山間部のご飯
・
山の麓に咲いている椿の花で
寿司を作って下さっていたり
猪肉で出汁をとったおでんをいただいたり…
今回もしこたまご馳走をいただきました。
余談ですが、写真左上の「混ぜご飯」は
「あんたは寿司じゃ足りないだろ」と
僕用に準備いただいたお代わりです笑
・
そして、小森さんが
サンプルとして持参いただいた作品を囲み
山談義、花談義。
ただの直感で合いそうだなと思ったのですが
なんとルーツも同じで
予想以上に意気投合。
作品を囲みながら
・
そして小森さんの作品から受け取られる
京子さんの感情がまた素敵で…
自然を想うお二人の話が盛り上がる
最高に素敵な時間でございました。
庭に出て植物観察
森を守る方、楽しむ方と繋ぐ方
そんな中で、僕はと言いますと
お話に盛り上がる女性陣を置いて
庭で野鳥を探したり
猫と戯れていたり
山女魚を眺めていたりと
マイペースに楽しませていただいていたのですが
「花が咲いたらまたお知らせするわね」と
京子さんと小森さんが
打ち合わせしているのを見ながら安心したのであります。
いつも遊んでくれる猫のさやちゃん
・
また花が咲いて
上鹿川が好きなお客様の手元に
上鹿川の植物を使った作品が届いて
皆様が読書の時間やご自宅で
温かい上鹿川の自然を感じるようになったらなと
そんな夢を見ながら、のんびり山間部の時間を
堪能させていただきました。
・
いつも僕らが出かけて楽しむ山。
そこには自然を守る方々が居て
自然を楽しむ方々が訪れて
その双方を繋ぐ方々が居て
みんながホッコリと楽しめるような
色々な仕組みが生まれたらいいなと
願う時間でございました。
ここに書ききれない程の
様々な面白い話がありましたが
それはまた、みんなで楽しみに行きましょう。
山や渓谷は
登山やハイキング、渓流釣りやクライミングと
様々なアクティビティが存在しますが
僕らもよく楽しむように
ただ花を見に出かけたり
野鳥を探しに出かけたりと
気軽にリフレッシュできる遊びもたくさん存在します。
是非、当店をご利用いただいている皆様が
様々な遊びを知って楽しく過ごしていただけれb
非常に光栄でございます。
「やってみたいな」という山の遊びは
是非気軽にご相談くださいませ。
・
京子さん
小森さん
素敵な時間を本当にありがとうございました。
押し花小森さんの作品は
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