7月上旬。猛暑日が続く2025年の夏。
「今年は暑さが厳しそうですね」という声を店頭でもよく耳にします。
そんな季節に山を楽しむには、涼しいエリアを選んだり、快適な時間帯・装備を工夫したりと、さまざまな対策が欠かせません。
でも同時に、「継続して歩ける身体づくり」もとても大切なこと。
年齢を重ねるほどに、適度な運動が心身のリフレッシュにもなり、自然の中で過ごす時間の楽しさを長く続けるための鍵になると実感しています。
今回は”トレーニング目的”で歩く山行で実際に使用している装備をご紹介します。
トレーニングとしての山歩き
日々の忙しさの中で、意識して身体を動かさないと、あっという間に体力は低下してしまいます。
僕自身も「イタタタ…」が口癖になりつつある中で(笑)、定期的に山を歩くことの大切さを日々感じています。
歩く山は、宮崎県国富町にある釈迦ヶ岳。
自宅や職場から近く、コースもシンプルで適度な負荷があり、短時間でもしっかり汗をかけるのが魅力です。
今回の装備は、先日その釈迦ヶ岳を歩いたときに使用したもの。
涼しさ・軽さ・動きやすさを重視して選んでいます。
[PACK] BLACK DIAMOND “ディスタンス4 ハイドレーションベスト”

BLACK DIAMOND “ディスタンス4 ハイドレーションベスト”
トレイルランニング用のベストをハイキングに活用。
荷物が少ないトレーニング山行では、これが非常に快適です。
軽くてブレにくく、ポケットの配置も絶妙。スマホやタオル、水分などを最小限で携帯でき、出し入れもスムーズ。
BLACK DIAMONDの「Distance」シリーズは軽量性と耐久性に優れていて、蒸し暑い南九州の山にもぴったりです。
歩く目的で使用しているので、ランナーの方々ほどシビアな選定はしていませんが、リスペクトする取引先のものを色々と使いながら楽しんでいます。
※店頭在庫はありませんが、モデル選定から取り寄せまで対応していますので、いつでもご相談ください。
[Baselayer] Teton Bros. “PPP Halfzip S/S”

Teton Bros. “PPP Halfzip S/S”
発汗量の多い夏のアクティビティにぴったりのベースレイヤー。
超撥水加工により、汗をかいてもサッとはたけばドライな状態に戻るほどのドライ性。
肌にうっすら汗が残る程度の状態で、風に当たると涼しく感じるほど。
速乾というより”常にドライ感を保つ”という感覚の1枚。
スピーディーな行動や高負荷の運動時に特におすすめのベースレイヤーです。
[Pant] Teton Bros. “Scrambling Pant”

Teton Bros. “Scrambling Pant”
軽量・通気・ストレッチ・肌離れの良さ。
夏の登山において、欲しい要素をしっかり備えた定番パンツ。
PERTEX Equilibrium素材を使用し、夏の山で快適な履き心地です。
現在、Men’sはわずか、Women’sは完売となっていますが、非常におすすめできる1本です。
温暖な宮崎県では結構10月くらいまで、これくらいの薄いパンツを愛用しています。
[Shoes] ALTRA “Olympus 6”

ALTRA “Olympus 6”
今シーズンで山では3足目となりますが、シューズはトレーニング目的でも、通常の山でも基本的には同じもの。
グリップ力・クッション性・安定性が高く、普段の山行からトレーニングまで活躍するモデル。
足の自然な動きを活かした設計で、身体本来の機能を引き出すことができるシューズです。
今シーズンは非常に好評いただいている一足です。
トレーニング山行の重要性
自宅近くに、サクッと出かけて歩ける山があるのは、本当に恵まれたことですが、いつまでも快適に楽しく遊ぶためには、日頃の運動やケアが欠かせません。
最近は「イタタタ」というのが口癖のような店主ですが、定期的に山に出かけるのは仕事面でも大切なポイントです。
ただし、トレーニング目的であろうと、時計と睨めっこしてタイムを考えるのではなく、その日の森の空気感や動植物・虫と色々なものに目を向けて歩くのは快適なものです。
7月20日に国富町の釈迦ヶ岳を歩くイベントも、参加の方が増えてきましたが、みんなで汗かきつつも色々なものに耳を澄ませ、森を楽しみながら健康的に歩ければいいなと思います。
是非、皆様のご自宅近くの運動に最適な山も教えてください。
わざわざ洒落たものを選ぶような時間ではありませんが、快適な道具で、良いトレーニングの時間をお楽しみください。
店頭にない道具も、一緒に選定しながら取り寄せしますので、気軽に店でもLINEでも相談くださいませ。
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