冬の高千穂峰(霧島連山)

昨日は快晴の中
霧島連山の中で秀麗な形で美しい
高千穂峰を歩いてまいりました。

今年は秋に怪我をした影響で
リハビリ期間が長く
ただいま山のリハビリ中で
初心者の方にもオススメしやすい山を
歩く機会が多いため

これから高千穂峰を登ってみたいなという方にも
参考になるようにご紹介。

この日のウェアや装備については
以下リンク先にて紹介させていただきました。

高千穂峰(霧島連山) 標高:1,574m

霧島連山と高千穂峰

霧島連山と高千穂峰


高千穂峰は美しい山の形が特徴的で
焼酎の「霧島」にも描かれている山。
坂本龍馬も登った山として広く知られ
霧島連山の中で韓国岳と並んで人気の山です。

今回は高千穂峰の中でも
もっとも人気なコース「高千穂河原コース」を
歩いてまいりました。

高千穂峰(高千穂河原コース)を楽しむ際の注意点

<登山口へのアプローチ>
登山口まで舗装されているため、普通車でのアクセスは難なく可能です。冬の積雪期で雪の多い場合などは事前にチェーン規制など、道路情報を確認して出かけましょう。

<駐車場>
駐車場は広く整備され、駐車料金500円です(2022年12月時点)

<トイレ>
登山口に綺麗なトイレが設置されており、登山道にトイレはありません。山頂に携帯トイレブースがありますので、トイレが不安な方は携帯トイレを持参しておきましょう、

<登山道>
登山道は非常に整備され、人気な山なので人とすれ違ったりも多い山です。傾斜のきつい箇所がありますので、傾斜のきつい箇所は慎重に歩きましょう。

<危険箇所>
大きな危険箇所はありませんが、傾斜のきつい箇所などでは転倒してしまうと大きな怪我につながることがありますので、慎重に歩きましょう。また登山コース上にお鉢の周りを歩く箇所がありますが、強風の際などは煽られて怪我をしないよう、無理だと思った場合は慎重に引き返しましょう。

<初心者の方>
体力に自信のある場合は問題ないコースですが、悪天候時などは道が分かりにくくなることがあります。初めて歩く場合は経験者の方やガイドさんに同行いただいて楽しみましょう。

今回のコース(高千穂河原コース)

高千穂河原から高千穂峰へのコース

高千穂河原から高千穂峰へのコース


高低差は600m程度で
一般的な歩行時間は3-4時間の山ですが
ひたすら登るイメージを持たれる方も多いので
初心者の方はゆとりを持った行動スケジュールを組みましょう。

前半の一部のみ樹林帯の中を歩きますが
コースのほとんどが展望がよく
周囲の絶景などを見ながら快適に歩けます。

コース上の勾配(地理院地図より)

コース上の勾配(地理院地図より)

登山口-急傾斜開始まで

駐車場から登山口へ

駐車場から登山口へ


駐車場から急な傾斜までは
ほとんどが石畳の上を歩きます。

この石畳を飛ばして歩くと
意外と息が上がって疲れますので
ゆっくり歩きながら体を慣らしていきましょう。

先日は石畳に雪が積もって
滑りやすくなっていましたが
積雪時や雨天時は石畳が滑ることが多いので
特に下山時などは滑って怪我をしないよう
注意してあるきましょう。

石畳を歩く

石畳を歩く

雪が踏み固められて滑りやすい状態

雪が踏み固められて滑りやすい状態


石畳を歩いていると
徐々にお鉢まで上がるザレ場が見えてきます。

お鉢までのザレ場

お鉢までのザレ場


息の上がった方は
ザレ場に行く前に少し息を整えてから
ゆっくり上がっていきましょう。

急傾斜のザレ場-お鉢

転倒しないよう慎重に

転倒しないよう慎重に


石畳が終わるとザレ場を
ぐんぐん上がりながら
お鉢まで高度を上げていきます。

この箇所は登りよりも降りの際に
転倒して怪我をされる方がいるので
下山時は慎重に降ります。

この辺りから周囲の展望が一気に開けて
霧島連山の山々や、桜島などを
見渡しながら歩けます。

疲れたら足場が安定している場所で
呼吸を整えて周囲の展望を楽しみながら
ゆっくり歩きましょう。

ザレ場の途中から見る新燃岳・韓国岳方面の展望

ザレ場の途中から見る新燃岳・韓国岳方面の展望

お鉢・馬の背

傾斜のきついザレ場を慎重に上がると
お鉢・馬の背を歩きます。
この時点で奥に高千穂峰山頂が見え始めますが
「まだ登るのかぁ」と言われる方も居る場所。

初心者の方は下山時の体力や時間を考慮して
山頂まで行くか引き返すかを判断しましょう。

ザレ場を終えて(奥に見えるのが高千穂峰山頂)

ザレ場を終えて(奥に見えるのが高千穂峰山頂)


活火山帯らしい絶景を眺めながら歩きますが
強風に煽られる場合などは
注意して歩きましょう。

真横に火口を眺めながらのコースは
初めての方は感動するポイントです。

火口を真横に眺めながら歩きます

火口を真横に眺めながら歩きます

馬の背。煽られるような強風の場合は注意しましょう

馬の背。煽られるような強風の場合は注意しましょう


馬の背周辺は強風に煽られて
怖い思いをした人も意外と多いのですが
風を遮るものがないので
強風時などは注意して歩行しましょう。
(または危ないと感じたら引き返しましょう)

鞍部-高千穂峰山頂

お鉢を眺めながら馬の背を歩くと
いったん鞍部へと降り
山頂まで最後のひと登りです。

鞍部から山頂を眺める

鞍部から眺める高千穂峰山頂


慣れていない方はきつく感じますが
ゆっくり上がって楽しみましょう。

山頂からは360度見渡せる
素晴らしい展望が楽しめます。

山頂にてお客様と記念撮影

山頂にてお客様と記念撮影


今回はいつもお世話になっている
フライフィッシャーの大先輩と
見事な晴天の中で、高千穂峰を楽しませていただきました。

下山

ゆっくり山頂で休憩と
展望を楽しんだら慎重に下山。

高千穂峰の下山時は
岩場を歩いて下るため
足元に注意しながら転倒などをしないよう
慎重に下山します。

下山!

下山!


慣れれば3時間ほどで登って降りれるので
午前中にサクッと山に登って
帰宅後自宅仕事をするにも最適です。

しかも絶景が楽しめ
適度に勾配もあるので
運動不足の解消にも最適です。
※初心者の方は時間にゆとりを持って楽しみましょう。

高千穂峰(高千穂河原コース)の動画

今回の高千穂峰も動画にまとめましたので
これから高千穂峰を歩いてみたいという方は
参考になれば幸いです。


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  1. 2023年 1月 03日
    トラックバック:感謝の高千穂峰 | PORTAL LIFE LOG