自然の中へ出かけよう -When you go into nature-

猛暑の夏。
暑さを凌ぎつつ楽しめる遊びや場所を探すために地図を見つめる日々ですが、ご来店くださるお客様に「登山が出来るって良いなと思うけれど…」「山に登ってみたいけれど…」とそんな声が目立つ今シーズン。

そんな方の多くは「体力に自信がなくて…」「登山となると敷居が高くて…」「体力をつけてから…」など、やってみたい気持ちはあるのですがというお声が多い印象でした。
そこで今回はそんな方々の背中を押せたらなと、敷居の高すぎない僕個人的なアウトドアアクティビティの魅力でもツラツラと。

個人的には「登山に行くぞ」とそんな気合いの入ったことではなく、単に自然の中を歩くのが楽しくて快適なので出かけているという印象な休日ですが、会社勤めをしている時は”頻繁に呼び出される携帯電話”を無視できる開放感も持っていました…(その代わり下山後に電波の入る場所に移動した瞬間の”留守番電話”の件数にうんざりでしたが)

どんな気持ちで自然の中に出かけているかは、僕はその時々によって異なります。
例えば「夏はあの山にあの花が咲いてるな」と花を見ながら歩こうと思っていたり、「夏鳥の季節だ」とカメラを持って自然の中に入ったり、誰もいない山域を目指して静かに歩きたかったり、「クタクタに疲れるほど歩きたい」と中長距離のコースを探したり、「冒険的な楽しみを」と地図を見て初めての場所に出かけてみたり、時に運動不足の解消に歩いたり。

山頂まで歩くこともあれば、気ままに森の中を歩いたり、渓谷で釣りをしたり。
南九州は海も山も近い環境にあり、そんなに標高の高い山がある訳でもなく、冬も積雪量が少ないので、年間を通して”気合を入れずとも”楽しめる場所や種類が多いというのは、今では非常に贅沢なことだと感じます。

自然の中を歩くことに惹かれた要因はさておき、宮崎県に移り住んで最初に自然の中に出かけるようになったのは”やることが無かったから”なのでありますが…
それでも宮崎で自然の中に出かけるようになって約20年、本当に贅沢な地域だなと感じています。

霧島山系の山頂から

霧島山系の山頂から


上の写真は霧島山系にある韓国岳の山頂からの風景。
「初めて山を歩きます」という方にご一緒する際によく出かける山のひとつですが、霧島山系の最高峰の韓国岳は、もっとも手軽に歩けるコースでは2時間も歩けばこの風景。
僕はスポーツジムでのトレーニングや近所のジョギングというのが向いてなく、どうしても飽きてしまうのですが、自然の中を歩いて色々探しながらというのは飽きることがなく、僕にとっては”楽しみ”の時間であり、”スッキリする”時間でもあり、”体力作りを兼ねた運動”の時間でもあったりします。

余談ですが僕らは平日が休みなので、たまに静かな山の上から麓を眺めて「みんな働いてるのにごめんなさいねぇ」と至福の時間を楽しんだりしています…

“悩みが無さそう”だとよく言われるわたくし、店主。
さすがに今でこそ悩みはありませんが…汗、毎日仕事をして疲れる時はさすがに年相応にあります笑

お客様も毎日の仕事に追われ、懸命に働かれている方が多いと思います。例えば毎年毎月毎日のノルマ、競合他社との競争な毎日、職場の面倒な人間関係、今のままの仕事で良いのかという漠然としたモヤモヤ、忙しすぎる仕事量など挙げればキリがありませんが「そんなことに悩んでクヨクヨしても仕方ない」と、オフの日にしっかりと遊んで、また平日にガッツリと働く。
そんな姿はアウトドアのアクティビティを楽しむ方の大きな魅力だとよく思います。

基本的に毎日起きていれば頭の中は仕事のこと。
そんな時に”半強制的にリセット出来る自然の中での時間”を大切にされている方は年々増えていると実感します。

韓国岳の山頂にて

韓国岳の山頂にて


上の写真も霧島山系の韓国岳。
日の出を眺めていますと、僕ら同様に日の出の撮影をされる方の姿が素敵で勝手に1枚撮らせていただいた写真ですが、みんな麓では違う場所で懸命に働いていて、山の上で同じ景色を眺めているというのは、どこか不思議な一体感があって面白い時間です。

そして山や自然の中に出かけて、自然を眺めながら色々なことを思っていますと、日頃の喧騒とした時間はとりあえず忘れてスッキリするというのがお客様から多くいただく声でもあり、僕もよくそんなことを思っています。

「登山」と聞くとキツイ・しんどい等、辛い面を想像される方がまだまだ宮崎には多いイメージがありますが、手軽なコースなどから始めてみると徐々に自分の好みな楽しみ方やフィールドが見つかってくると思います。そして少しずつ楽しむ期間がなくなるほどに色んな楽しみ方や季節毎の変化と、毎日の仕事の日々では感じることが出来ない感動があります。

渓谷にて

渓谷にて

日々の仕事と違って自然の中では競争をすることもなく、自分のペースで自分の好きなものを楽しんでと、そんなことが楽しめるようになれば自然と日々の喧騒を忘れて純粋に目の前の風景に感動できます。

最後に、自然の中楽しむことは少なからずリスクが存在します。
怪我や事故のないようにしっかりと対策も覚えながら安全かつ快適に様々な方が素敵な時間を楽しめますように。

渓谷にて

渓谷にて

山や渓谷での楽しみ方や安全面など、皆様の楽しみをお店でもサポートしていますので、引き続き「やってみたいな」と頭の片隅にある方は気軽にご相談ください。
皆さまの嗜好にあった楽しみ方を色々とご案内させていただきます。


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