【HIKING REPORT】南日向駅-土々呂駅(後編) | Miyazaki Seaside Trail

“みんなが歩いて楽しめる道”をテーマに下見しています、宮崎県の海岸線の道。
定休日を使いながら都井岬から歩き始めて、串間市・日南市・宮崎市・新富町・高鍋町・川南町・都農町・日向市・門川町を経ていよいよ延岡市へ。

先日の定休日に下見で歩いた南日向-土々呂駅の後編です。

今回のコース

今回のコース

前編では細島港まで。
今回更新分は門川町から遠見山を経由して土々呂駅の区間です。

日向岬-細島を過ぎると少し工場的なエリアに入り、黙々と歩いていますとあっという間に門川町。
ここまでの間に、観光的スポットや猫との戯れで、かなり時間をロスしてしまったので工場的な区間は黙々と早歩きで門川に入ります。

五十鈴川に架かるいすずばし

五十鈴川に架かるいすずばし

この辺りで空腹に見舞われるも、財布を見たら昼食代を忘れるという…汗
結果として、昼食代を忘れたので目的とする電車に間に合った感がありましたが、食事処で贅沢飯はできないので「門川港に行って何かを探そう」と門川港までイソイソと。

門川港で、ようやく昼食。

昼食

昼食

“もずくの天ぷら”・”かますの寿司”・”魚の揚げ身”と、海も山も飯が美味い。
車で出かけて食う、数倍は美味いと思います。
そして港でおばちゃんにも癒されて、とりあえず元気回復で先へと進みます。

門川港を後にします

門川港を後にします

そして鳴子川に架かる橋では、魚を持つ子供の像。
可愛かったので写真撮ってましたが、若干目つきは怖かった…

魚が身近な町

魚が身近な町

女子バージョン

女子バージョン

正面から撮影すると、銅像のスカートの中を撮影している変態のようになったので、横から再撮影…汗
そして幹線道路から外れて、静かな道を考えつつ歩きます。

静かで良い道

静かで良い道

門川に入ると、日向で感じた”観光地”という感よりも、少し落ち着いて心地いい雰囲気。
そして遠見半島に入り、遠見山を目指して歩くのですが、道中では展望に描かれた小学生の作品が延々と続きます。

門川町にて

門川町にて

遠見山と小学生の作品

遠見山と小学生の作品

描かれているのは、希少なカンムリウミスズメ・ハモ、祭りや乙島・びろう島をはじめ、門川町の子らが愛着を持っている地域のものがたくさん。
距離にして1km前後かなという感覚ですが、本当に素晴らしい作品ばかり。

海岸線をずっと歩いて感じていますのは、その土地ごとの風土だったりするのですが、門川町の子らが描いた門川の素晴らしさに心打たれ、都井岬から歩いてる中年オヤジはグッときます…
直接触れ合うことのない子供達ですが「都会で頑張って働いて、また門川に帰って、より良い町になる人と育てば良いな」なんて勝手に想像していると、若干涙がほろり。
描いた張本人は、まさか中年が感動するとは思っていないと思いますが、疲れた身体に心底しみましたし、本当に素晴らしい作品ばかりでした。

そして小学生の作品に感動しつつ、遠見半島へ。

遠見半島へ

遠見半島へ

上の写真に映る電波塔が建つ山が遠見山。
海抜0m付近から、307mの山へと向かいます。

遠見山へ

遠見山へ

途中、展望の良い場所では行縢山や祖母傾山系がドンと。
いよいよ県北に入ってきたなぁと実感します。

行縢山と祖母傾山系

行縢山と祖母傾山系

「せっかく山に登るなら、舗装路じゃなくて破線の上だ」と歩きますが、道なき道…

遠見山山頂へ

遠見山山頂へ

基本、地形図しか見てないので山頂の風景も知らずに黙々と。
それがまた楽しい歩き旅です。

遠見山の山頂

遠見山の山頂

山頂からの展望もまた素晴らしく、本当に快晴の時は四国まで見渡せるとか。
あまりゆっくりする時間がなくなってきたので、適度に展望を楽しんだら地図を見ながら道探し。

地図見ながら道探し

地図見ながら道探し

そして地形図の破線を探して歩くも、結局は道なき道…汗
それはそれで楽しいのですが、”みんなが歩いて楽しめる”という点では別の道を正しい道にしようと思っています。

道なき道

道なき道

そして山も終わり、再び海抜0m付近。
のどかな街並みを歩いて、今回の終着地点である土々呂駅へ向かいます。

のどかな山の麓

のどかな山の麓

そして恥ずかしながら、土々呂=延岡市という認識を持っていなかったので気づけば延岡市。
都井岬から北上して歩いてきた道も、いよいよ最後の市に入りました。

ととろ

ととろ

今月はここまでとなりまして、恐らく来月には宮崎県と大分県の県境かなと思います。
全てを歩き終えて総括も書こうと思っていますが、本当に歩く街並み全てに魅力があって、山とはまた異なる楽しみの道。
個人的には歩き旅というイメージで下見しながら楽しんでいますが、すでに歩いた場所のルートについてはいつでも店頭で相談ください。

土々呂駅

土々呂駅

帰路の電車は1時間に1本。
乗り遅れてなるものかという緊張感があります笑

徐々に宮崎の電車にも乗り慣れてきましたが、帰路で歩いた道を眺めながら電車に揺られるのも、また面白い時間です。

是非、歩いて楽しみましょう。


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