店の創業時からラインナップさせていただいているALTRAのシューズ。
そのALTRAの中でも絶大な支持を受ける定番モデルと言えば”Lone Peak”シリーズを思い浮かべる方も多いかと思いますが、昨シーズン(2024ss)に続いて今シーズンもLone Peak8が入荷しました。
別に説明するTimp5も発売から多くの支持を受けているモデルですが、やはりLone Peakが最もしっくりくるという声も多いシューズで、毎シーズンカラーを限定してラインナップさせていただいているシューズ。
今シーズンは個人的に好みな新色を店頭にラインナップさせていただきましたが、もちろん他のカラーが希望という場合はメーカーに在庫がある限りはお取り寄せしてお渡しいたします。
ALTRAのシューズは”快適性”という点においては他の追従を許さないほどの信頼のあるシューズで、ご利用いただく方の好みによりどのモデルが良いかという点は異なりますが、Lone Peakは適度な足裏感覚、適度なクッションなど、総合的にバランスの良いシューズ。
どの程度の足裏感覚がというのは個人差もあるものですが、適度なクッション性を持たせつつ路面状況を感じる足裏感覚、そして軽量性のバランスは本当に絶妙なレベルで、のんびり低山や里山を歩いて楽しみたい方から、中長距離のコースを歩いて楽しむ方まで、幅広いお客様に支持いただいています。
僕らの店では”走って楽しむ”という方よりも”歩いて楽しむ”という方が多いですが、これまで足首の不安などからミドルカットやハイカットのブーツをメインで使用していた方も、身近で慣れた山から試していただきたいなという一足でもあります。
軽量性と快適性に適度なクッション性というバランスは、山を歩いて楽しむハイキングという遊びをもっと身近に感じることができるもので、僕もよくこのシューズを履いたまま運転して山に出かけて、サクッと歩いて戻ってくるということがあります。
ソール部は年々VibramのMEGAGRIPを採用するモデルが増えていますが、コストとのバランスも加味し評価の高いMaxTracを採用しています。
岩場でのグリップや険しい箇所でのグリップについてはMEGAGRIPが優っているというイメージはどうしても拭えない面もありますが、実際にフィールドでの使用においては十分なグリップを発揮し、近年では少なくなった20,000円以下の価格で十分なスペックを持たせたシューズと言えます。
また、コストパフォーマンスに優れていることで、アクティビティを楽しむ際のカラーリングなどによってシューズを変える方も増えて、そうした遊び心を山でも楽しんでいただけるのは本当に嬉しい限りです。
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初めてのローカットシューズという方は、手慣れた山や低山・里山などからお試しいただくのが安心だと思いますが、温暖なシーズンのお供としては、ぜひ候補に入れておきたい一足。
まだまだ暑いシーズンが続きますが、夏の山のお供やトレーニング的な山行のお供としてもおすすめなモデルです。
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