年々アップデートされる度により快適な歩行を楽しめるALTRAのシューズ。
僕らの店では基本的に”歩く”を想定して、Lone Peak , Timp , Olympusをラインナップさせていただいていますが、ラインナップの中で最も優れたクッション性を誇るOlympusが今シーズンよりOlympus6と、アップデートされて本日登場しました。
Olympusは優れたクッション性で好評いただいているシューズで、ALTRAを代表するモデルであるLone Peakのスタックハイトが25mmであるのに対してOlympusは33mmのスタックハイトを持っており、元々は長距離のコースを走る方向けに設計されたシリーズですが、ハイキングを楽しむ多くの方が愛用しており現在ではハイカーのお供としても多くの愛用者が居る人気モデルのひとつ。
僕らの店でも、ハイキングを楽しむ際、渓谷へのアプローチの際、さらには履き古したモデルを日常のお供にと、非常に好評いただいているシリーズのひとつ。
高い安定性
Olympusの特徴のひとつは高い安定性で、ソールは扇状に広がるように設計することで設置面を広く取れるように作られています。
同時に身体の倒れ込みを支えられるよう設計されているため、高いクッションを持ちながらも安定した歩行で楽しめます。
優れたクッション
また先に述べたように33mmと高いスタックハイトで、非常に高いクッション性を実現しています。
クッション性による足裏感覚の違いは個人差もあるため、好みによる点もありますが、中長距離のコースや重めな荷物を背負った時などに負荷が少なく、疲労軽減につながるポイントでもあるため、目的とするルートなどによって使うという選択も十分に有りだと個人的には思います。
高いグリップ力
そしてアクティビティ用のシューズではお馴染みでもあるVibram社のMEGAGRIPを採用することで、高いグリップ力を発揮しているのも大きなポイント。
山を歩いて楽しむ際の”シューズのグリップ力”は、安全性に直結します。スリップしづらいMEGAGRIPのソールは、フィールドでの行動の際に頼りになるもので、安全性を考えた時にビギナーの方でも楽しみやすい要因のひとつです。
快適性
広いトゥボックス(先端部)は、ALTRAの快適性の代名詞とも言えるものですが、長時間の歩行や高所における浮腫などでも快適性を損ねることなくアクティビティを楽しめるのは、大きな魅力のひとつです。
広いトゥボックスについては、岩場での安定性を考える場合などには時にデメリットに感じられる場合もありますが、慣れやルートによってのシューズの選定などでカバーできるポイントでもあります。また、広いフィールドで中長距離のルートを快適に楽しむ場合などでは、締め付け感の少ない自由なシューズというのは長い時間の歩行を快適にするポイントでもあります。
ゼロドロップ
またALTRAの代名詞的なポイントのひとつでもあるゼロドロップ(高低差のないフラットな設計)は、つま先や踵からの接地を防ぎ、足本来に備わっている機能を活かした行動を行うことで、怪我や故障を軽減させるというメリットがあります。
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また、従来のモデルよりも通気性を高めることで、より早くシューズを乾燥するように。トゥガードの改良により下りの際につま先が当たっても痛くなりにくいように。と実用面においてもアップデートされています。
デザイン面の改良は好みの問題もあるかと思いますが、個人的にはよりシンプルなデザインになり嬉しいポイントです。
のんびりとこれから山歩きを始めようという方にも、初めてのローカットシューズという方にもお試しいただきたい一足ですが、すでにALTRAを愛用いただいている方にもアップデートされた新しい製品として、是非お試しくださいませ。
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