春になり、山や山間部で楽しむ方が
非常に増えるシーズンとなりました。
昨日山に出かけた際も
駐車場は満車で、山を歩いて楽しむ方も
非常にたくさん居て
挨拶を交わしながら歩くのが本当に楽しい季節ですが
同時に山を歩く方が増えると事故も比例して
増加してしまいます。
Be Safety -安全なアクティビティを-
つい先日も安全・快適にという内容で
WEBサイトを更新させていただきましたが
すでにこの春に入り
宮崎県内でも残念ながら遭難事故が発生しています。
山を歩いて楽しむハイキングは
シンプルに歩くだけなので
リスクなどにも気づきにくい点もありますが
毎年残念な事故が発生しているのも事実です。
報告を受けた遭難事故では
午後から入山し救助要請後に無事に救助隊と同行し
下山されたとのことで大事には至りませんでしたが
店に報告が入るものは一部です。
定期的に安全についての
お伝えをさせていただいていますが
それでもやっぱり事故は起きてしまうものです。
今回ご報告いただいた内容を含めた
注意事項などもご紹介しますので
今一度安全に意識を持って快適に楽しむように心がけて
みんなで事故を減らしていきましょう。
早めの行動を心がける
山や山間部のアクティビティでは
早めの行動を心がけて楽しみましょう。
自身の行程をしっかりと管理して
少なくとも15:00前には
ゆとりを持って下山できるスケジュールが理想です。
不意な事故により暗くなってしまうと
気の焦りなどから想定外の事故へと
繋がってしまうことも少なくありません。
単独行は避ける
ひとりで自由気ままに楽しむのは
自由と緊張感がありますが
万が一の事故に遭遇した場合に
発見が遅れてしまうことなどに繋がります。
単独での行動は避けて楽しみましょう。
ヘッドライトの携帯
想定外のトラブルなどで
下山が遅くなり暗くなった場合など
ヘッドライトを携帯しておくことは大切です。
またヘッドライトは捜索時に
現在位置を知らせる役割もありますので
携帯する習慣をつけておきましょう。
レインウェアの携帯
レインウェアなどの防水ジャケットは
「雨が降らないから」と携帯しない方も多いですが
緊急時は風から身を守る役割としても
非常に重要な装備です。
行動食の携帯
行動食や非常食は万が一の事故の際に
とても大切なものです。
非常時の携帯として、今一度携帯用の食料を
考えておきましょう。
エマージェンシーキット・シートの携帯
事故によっては数日間の期間
発見できないことも多くあります。
そうした際には寒さから身を守ることも大切で
エマージェンシーシートやツエルトの携帯で
状況を左右してしまうこともあります。
怪我などに対応するための
エマージェンシーキットと共に携帯品を
しっかりとチェックしましょう。
ガイドや経験者に同行いただく
遊び方や安全管理を覚えるには
ガイドや経験者に同行いただいて覚えるのが
もっとも手っ取り早いです。
事故を防いで、色々な楽しみ方を覚えれると思えば安いものです。
積極的に活用しましょう。
地域の専門店の活用
様々なアクティビティを楽しむのに
専門店の活用は大切な要素のひとつで
楽しみだけでなく
様々なノウハウや安全管理も教わることができます。
最悪僕らの店じゃなくても構いませんので
地域の専門店を活用しながら
必ず様々なノウハウを覚えていきましょう。
これから一気に花の季節となり暖かくなります。
残念ながらアクティビティを楽しむ全ての方へは
僕らの情報をお届けすることができませんが
自然を楽しむ皆さま同士で
是非注意喚起を行いあいながら
事故を減らしていけるようにしましょう。
その他にも厳密には
様々な注意事項もありますが
おりを見て色々と更新します。
※こういうのを読んでくださる方ほど事故に遭わないことが多く、なかなか情報が広まらないのが辛いところですが、みんなで事故を減らしていきましょう。
宮崎山岳連盟様、貴重な情報をありがとうございました。
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