【HIKING REPORT】石堂山-樋口山 | 宮崎県西米良村-西都市

今週の定休日は久しぶりに宮崎県西米良村にある石堂山と、その奥に位置する西都市の樋口山へ出かけてきました。
月初の定休日で1日は仕事で潰れてしまいましたが、2日目は山で幸い澄んだ空のもとをブラリ。

石堂山の登山道にて

石堂山の登山道にて(1番奥に霧島連山)

気づけば11月の頭から山に行けておらず、1ヶ月の間舗装路(道路)をメインで歩いていたことに気づき、久々に山を歩こうと思うものの、僕も間が空くと少々腰が重くなるものです…汗
「よし、気合い入れて早起きだ」と奮闘させるのは、怠け習慣をつけたくないからでありまして「晴れた休日は山に行く」というのが習慣になってしまえば、定期的な運動やリフレッシュを楽しめる訳で、結局出かけてしまえば「来てよかったな」と思うものです。

※よく「毎週頑張ってるなー」と言われるので、少し余談を先に書いてみました。

石堂山へは数年振りに訪れますが、僕が山歩きを始めて最初の方に登った山でもありまして、約20年前から定期的に歩いている山。
ここ10年以内位は何だか山が荒れたなぁという感が少々寂しく、ちょっとご無沙汰していた山で、上の写真の箇所も登山道も随分と風景が変わりました。

米良三山(市房山・石堂山・天包山)の中では、個人的にコースの起伏や、植生、適度な高度感が好きな山です。

今回は石堂山だけだと少し歩き足りないので、その先にある樋口山まで歩いてきましたが、樋口山までのコースとして考えると歩行距離が15km弱と少し長めになる点や、道が不鮮明だったりするので、樋口山まで歩くのは少し山に慣れた方向けとなります。

コースの起伏

コースの起伏

実は石堂山-樋口山の区間はお客様が道を整備されていたりしたため、せっかくだからその区間を歩こうというのも、今回の目的のひとつ。

紅葉

紅葉

そして、登山口付近では全く考えていませんでしたが、紅葉が見頃で思わぬ報酬に楽しみながらのスタート。
「そう言えば、今年は紅葉見てないな」なんて振り返ると、それもそのはず、紅葉時期に道路を歩いてコースの下見をしていたので、僕は今年初の思わぬ紅葉でした。

さらに真っ青な空で、途中まで上がると隣の市房山もクッキリ。

道中に眺める市房山

道中に眺める市房山

真っ青な澄んだ空と風のない気候で、気温は低いですが春のような陽気。
「これで12月の気候か…」と毎年言ってます。

道中ではブナが見れたり、石堂山の森は個人的には好きだったりします。

素敵な巨木もチラホラ楽しめます

素敵な巨木もチラホラ楽しめます

ヤドリギも増えたような

ヤドリギも増えたような


そして痩せ尾根の高度感と、ちょっとした起伏。
景観の良い中を適度な高度感を楽しみながら歩けるのは石堂山の魅力ですが、くれぐれも滑落にはご注意を。
過去には滑落事故も発生している山なので、滑落の危険がある場所は慎重に行動しましょう。

痩せ尾根とちょっとした岩場

痩せ尾根とちょっとした岩場

そして石堂山を越えて樋口山へ。
石堂山を過ぎると足跡も不鮮明で初心者にはお勧めしませんが、少し慣れた方で中距離や岩場を難なく歩ける方向けです。

道中では崩落箇所を歩く箇所もあるので、落ちたらアウトな場所は慎重に。

樋口山への道中

樋口山への道中

樋口山への道中

樋口山への道中

一部ではブナの巨木が美しいエリア、一部には全部のブナが枯れて寂しいエリアと、なんだか荒れた感のアセビだらけのエリア。
また後日にでも書こうと思いますが、少し荒廃や森の変化が見える興味深い箇所を歩いて樋口山へ。

目の前には高木がなく、アセビだけのエリア

目の前には高木がなく、アセビだけのエリア

道中には美しいブナを眺められる箇所もあるだけに、少し異質な雰囲気のルートですが、こういう森がこの先どうなって行くのだろう。とそんな興味深い関心事を持つ山歩き。
それもまた、個人的には好きな楽しみ方なので、是非少し慣れた方は歩いてみて森の姿を眺めてみてくださいませ。

巨木の中を

巨木の中を


ようやく雨も抜けて、晴れた日が多くなる季節。
最近は道路歩いたり、岬をブラリと歩いたり、歩くエリアも広くなりましたが、やっぱり山は山で良いものです。

皆様も良い歩きの時間を楽しんでください。


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