今週の定休日は、僕らが”Miyazaki Seaside Trail”と名付けて歩いている海岸線の道の続きを下見を兼ねてブラリ。
今回は延岡市の川島町から浦城町までの区間を歩いてきました。
いよいよJRとの並走区間が終わり、北浦を通って佐伯市との境界線まで歩く道。
今回は1日しか空きがなく、車を駐車場に停めてグルリと周回して歩く道となりました。

今回のコース
今回は北川に架かる川島大橋という橋をスタートし、海沿いに沿って旧道を歩き”浦城”のフェリー乗り場付近まで。
そして388号線を歩いてスタート地点まで戻る30km程度の道のりです。
途中で出会う方々も非常に優しく、見どころもたくさん。
“ですが…”という点もある道でございました。

北川沿いを海方面へ
まずは前回の終着地点となっていました北川沿いを海方面へ。
前回が工場の多い仕事エリアだったので、非常に楽しくスタートします。
途中では水際を歩けたので、極力道路から外れて風景を楽しみながら歩きます。

水際をブラリ
道中では昔に灯台の役割を担っていた灯籠のようなものがあり、この周辺の地域の海との関わりを感じます。

昔の海の道標
そして道路を外れて海沿いを歩けるところは、再び海に降りて海岸線歩き。

灯台を眺めながら水際をブラリ
そして水際の先には、港神社という青い鳥居の神社。
あいにくの曇り空なので、少しどんよりしていますが、非常に良い道です。

港神社
上の写真の遠くに遠見半島が見えますが、歩いてきた道を時折振り返りながら楽しめるのは、長い距離を歩く醍醐味かもしれません。
神社を越えた後に道路に戻り足を進めていきますと、徐々に海岸線と道の高低差が大きくなり、一面に美しい風景が広がります。

最高の風景
本当に素晴らしい風景です。
しかしながら、ゴミの量が凄まじい…
奥を見渡せば本当に素晴らしい風景が広がっており、眺めながら歩くには最高の道ですが、どうしても眼下のゴミに目がいってしまいます。

凄まじい量のゴミ

絶景とゴミ
そもそも、この道を歩いて楽しませることは考えてないと思いますが、ほとんどの場所に山ほどのゴミ。
都井岬からずっと海岸線を歩きながら、海と共にある風景はどこも素晴らしく、この道から眺める海の風景も極上に美しいのですが、ゴミの量はダントツで1番。
歩くことを想定していないとしても、この量は異常だろうと、捨てる側にも放置する側にも「勿体ない」と思わざるを得ないゴミです。
ボランティアに出かけるにしても「何日かかるんだ」というレベルのゴミに呆れてしまいます。
・
ですが、景観は極上。

美しい風景
こんな感じで展望が開ける場所の下には、大抵ゴミがあるのが情けなくなるほどです。
でも風景が凄まじく美しい。
そして道は再び海沿いにまで降り、間近に海を眺めながらの道へ。
多くの岩礁と海の風景はこのあたりの美しさの特徴だろうと思いますが、本当に素晴らしい風景の中を歩きます。

海の間近に
そして小さな港町へ。
ここでは現地の方と話しながら、道が崩れている場所、綺麗な場所、少し注意が必要な場所など、色々なアドバイスをいただき、地域の方の優しさに触れて感謝して進みます。

地域の方の温かさに触れた小さな港町
この辺りで天候も晴れて、再び海と道の高低差は広がり、眺める風景は一段と美しさを増していきます。

極上の風景
しつこいですが、これだけの美しい風景があるだけにゴミが…
そして、徐々にゴミエリアが終わり、純粋に美しい風景の道。
ゴミにも捨てやすいエリアがあるのか、不思議と一部区間ではゴミにうんざりせずに風景を楽しめますが、素晴らしい県北の海の風景。

極上です
あまりにも綺麗なので、進むペースも落ちるほど。

遠くに遠見半島
海との高低差が開いたかと思えば、また海沿いに降りるという、ちょっとしたアップダウンも楽しみつつ再び小さな港町の南浦港へ到着。

南浦港
海沿いらしいのどかな風景を楽しみますが、訪れた方を楽しませるような場所も存在しており、しばらく港町をブラリ。
港町では複雑な地層のある土地に、個人の方の尽力で様々な山の岩が展示されていたり、大きなアコウの木があったりと、少しほっこりする風景を楽しみます。

地層剥き出しの場所

アコウの木
そしてこの集落で、地図上の破線の箇所が道として生きているか、近くにある白浜に行けるのかと教えていただきますが、残念ながら白浜という美しいビーチは、釣りで訪れた方のタバコのポイ捨てが原因でボヤ騒ぎになり、現在は車での通行はNG。あまり快く思わない方も居るかもという話だったので、訪れるのは断念。
釣りも山も、クライミングなどのアクティビティも、訪問者のマナーが原因で封鎖されてしまうエリアがあるのは残念なことですが、これもまた訪れた側のマナーが原因なので仕方ないこと。
これ以上封鎖されるエリアがないように、または封鎖されたエリアの活用が進むように大切にマナーよく楽しんでいきたいものです。
そして、地域の方に「頑張ってねー」と励ましの声をいただきつつ、未舗装路の美しい山道を。

未舗装の登り
もうウインドシェルも暑いくらいの気温…
Tシャツ1枚で歩くか悩むほどです。
そして峠を越えて、浦城マリーナを経由して浦城海水浴場へ。

浦城マリーナ

浦城海水浴場
いよいよ、目前に島野浦。
大分県との県境まであと30km強で、次回までに歩き切るか否かというところですが、最後はテント担いで晴れた日にのんびりと県境まで行けたらなと思っています。
本当に美しい風景の広がる区間。
あまりに無惨なゴミが残念だったので、いつかゴミ拾いをしたいなと思っていますが、あまりに大量なのと、懸垂下降で降りなければならない場所だったので、どこかで気合を入れてだなぁと思います。
もうひとつの難点はトイレがないので苦労しますが、それでも見て楽しめる風景の区間。
海沿いの道ももうすぐ大分県の県境ですが、全区間を歩くからこそ感じる風景や魅力が多いブラリ歩き旅。
是非、多くの方と楽しみながらより良い活用ができたらなと願うばかりです。
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