【HIKING REPORT】新緑と花の高千穂峰 | 霧島山系

春から夏にかけてのこの季節。
例年、渓谷での釣りが中心となり、つい山歩きの筋力が衰えがちです…
「今年は花を見に山へ」なんて思っていましたが、結局今年もそれは同じで…

そんなことを思っていましたら、そろそろ梅雨の気配を感じるようになり、定休日2日目は高千穂峰に晩春の空気を楽しみに出かけてまいりました。


今回歩いたのは、高原町から歩く高千穂峰の天孫降臨コース。
僕らがお世話になっている”奥霧島皇子原ヒュッテ”の村上さんが従事されているエリアで、久々に天孫降臨コースを歩こうというのに加えて、春から夏にかけての天孫降臨コースは花も美しく、春の小さな花を楽しみながら歩こうと出かけてきました。

登山口を出発し森に入ると、ちょうど新緑の美しい頃。

新緑の森

新緑の森

耳をすませば、アカショウビン・オオルリ・ツツドリなどの夏鳥の声が響き渡り、霧島の森の豊かさを感じます。
さらには夏鳥以外にも無数の野鳥が飛び交い、もうすぐ夏が来るなというのを音でも感じる季節になりました。

そして足元には小さな山野草の数々。
久々の山歩きで、体力作りを兼ねてサクサク歩こうと思っていたのですが、足元の花を楽しんでばかりで前に進みません…

これから咲こうというコガクウツギでしょうか

これから咲こうというコガクウツギでしょうか

ミヤマキリシマもちらほら

ミヤマキリシマもちらほら

カメラを忘れてしまい、写真はスタッフが撮影してくれたもの。
花を探しては足が止まり、2人ともなかなか前に進みません。

スミレ

スミレ

あいにく、そこまで花に詳しくないので、フモトスミレなのかヒメミヤマスミレなのかは同定できません…

花真っ盛り

花真っ盛り

「花を楽しむ年齢になったか」なんて言いつつ、まぁ楽しいこと。
春に渓谷ばかりでは勿体無い。

モウセンゴケ

モウセンゴケ

リンドウ

リンドウ

ショウジョウバカマかな

ショウジョウバカマかな

花に詳しくないので、名前が合っていなかったらすみません。
とりあえず、稜線に上がるまでに花を楽しみ過ぎて、時間を食い過ぎてしまい「山頂はやめておこうか」なんて話しながら稜線へ。

そして、稜線が近づけば近づいたで、ちょうど見頃を迎えているコイワカガミ。
天気も良く、そよ風も快適で、山頂まで花を見飽きず、結局山頂まで…

コイワカガミ

コイワカガミ

良い天気です

良い天気です

しばらく天候が不安定なようで、歩けるうちに歩いておこうというのもありましたが、結局のところ可憐な花に釣られて山頂まで歩いてしまいました。

高千穂峰山頂

高千穂峰山頂

同じく、花を楽しむ方も多く平日にも関わらず賑やかな山。
天孫降臨コースからの高千穂峰は、個人的には自然観察が飽きぬコースで、結局あれこれと観察してましたら、登りに時間をかけ過ぎてしまい、下りはそそくさと下山。
こういうのが多い僕らですが、すっきり晴れた日に、すっきりと歩いて楽しませていただきました。

ちなみに、天孫降臨コースは非常に整備も進んでおり、非常に快適に楽しませていただきました。
整備に尽力いただいている方々に感謝すると共に、是非高原町の天孫降臨コースから、皆様も歩いて楽しんでみてください。

そろそろ天気も下り坂。
それでも歩く場所を見つけて楽しまねば損です。
ガッツリ楽しんでまいりましょう。

帰路にて

帰路にて

久しぶりに、花とともに季節を感じた心地よい山歩きとなりました。


最新情報をLINEでお届けしています

PORTALでは、WEBサイト更新情報や商品入荷のご案内、
お得な情報もLINEで配信しています。

友だち追加して、最新情報をぜひチェックしてください。

友だち追加

関連記事

  1. 先日OPENしたHANNAHさん

    えびの市訪問記

  2. THE NORTH FACE “Logo Flannel Cap”

  3. OSPREY “Aura AG 65”

  4. 白岩山山頂で食事

    紅葉の向坂山・白岩山

  5. 【Users Report】祖母傾縦走を楽しまれた方のお話

  6. ブナ広場

    ブナ広場のテント泊

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CALENDER

2025年 7月
29
30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2

店休日