PORTALの武田です。
いつもありがとうございます。
気候が涼しくなり、山歩きに最適な季節。
防寒対策も徐々に必要になってくるシーズンです。
先日の店休日に韓国岳を歩いてまいりましたので
山歩きのレポートと一緒に
今時期のレイヤリングのご紹介もしてまいりますので
ご参考にしていただけると幸いです。
…最初から話が逸れますが、
私が一眼レフカメラを持つきっかけとなったのが
山歩きを始めたことです。
山の景色やその中で
仲間たちが楽しんでいる様子、
高山植物に空の色
テント泊をするようになってからは
山の上から見た星空や夕暮れ時や日の出など
素敵な景色を写真に納めたいと
カメラレンズを揃えたりしました。
・
今回はテント泊をせずとも
星空も日の出も楽しめる
「朝駆け」で韓国岳を楽しもうという企みです。
秋の韓国岳と大浪池へ
秋の景色を楽しみに、韓国岳へ。
星空とご来光を期待して向かったのですが、
直前の天気予報を見ると、
日の出時刻にかけては曇り予報。
星空やご来光は潔く諦めましたが、
さほど冷え込みもなく風のない夜。
昼にかけては晴れていく予報だったので
朝日は見れなくても青空が広がるはずと、
ヘッドランプを灯して出発です。
樹林帯はウィンドシェルで
汗もかかずに丁度良い気温。
8合目から急に気温が下がり、
ウィンドシェルの上にレインウェアを
重ねて山頂を目指します。
まんまるな日の出は見れませんでしたが
雲と空の境目にきれいなオレンジのラインがとても綺麗な朝の景色です。
・
私の他にも数名の人々が
山での朝の時間を楽しまれておりました。
・
日の出直後は気温が下がります。
山頂は穏やかな天気でしたが、
時々吹く風は冷たく
持参したダウンジャケットを
レインウェアの下に着込み、
山頂からの景色をしばらく楽しみます。
風を避けるために
岩陰で暖かい物を飲み、
耳を澄ますと
近くに居た方々の方からもガスバーナーの
ゴォーッという音が次々と聞こえ出しました。
寒い中で暖かい物を摂ると
心身共に落ち着く感じがします。
・
しばし景色を楽しみ
身体も温まったところで
お次は大浪池へ向かいます。
・
長い木道を降りていき、再び樹林帯へ。
夏の間は濃い緑に囲まれていた大浪池周辺も
少しずつ秋の色に変わり始めています。
山頂で身体が少し冷え、
ダウンジャケットの上にレインウェア状態のまま
歩いておりましたが、
陽も射し始め樹林帯に入ると暖かく
ここからは再び、ウィンドシェルで歩きます。
大浪池の見晴らしの良いスポットまで行くと
ちょうど青空が広がり、
空を映したような大浪池を眺めることができました。
・
明け方のモノトーンな景色から
少しずつ色づき始めている樹々や
大浪池と秋空の鮮やかなブルー。
山を歩いていると予想外な景色や季節の色に
出会えることがあるので
「これだから止められないんだよな」と
嬉しくなってしまいます。
これから寒さが進むと紅葉も進み
また、違った表情を見せてくれそうです。
いろんな色を楽しめた秋の韓国岳でした。
内容は重複しますが、
別サイトにも更新しておりますので
ご覧いただけると幸いです。
レイヤリング
季節の変わり目は寒暖の差があり
陽が射すと、歩いていると汗が出たり
風が吹けば寒さを感じたりと
体温調節に忙しくなりますが、
汗冷えなどをを起こさないためにも
脱ぎ着をして調整していきましょう。
今回のご来光登山でのレイヤリングをご紹介いたします。
●身に付けて行ったもの
・
日の出前の5時前に出発しましたが、
この日は風もなく、歩き始めの樹林帯は寒くないだろうと
ロングスリーブTシャツにウィンドシェルを着てスタートです。
韓国岳はローカットシューズで行くことが多いですが
暗い中での行動ということもあり
ハイカットシューズを選びました。
なるべく汗をかかないようにと
キャップも夏用の速乾性のあるタイプです。
●準備して行ったもの
・
山頂でのご来光までの時間に
じっとしている(=身体が冷える)ことを想定して
薄手のダウンジャケットと
防風性のあるレインウェアを携帯。
ダウンジャケットで保温し、
レインウェアで風をシャットアウトします。
ご来光登山ということで、
ヘッドランプが必須ですが
予備の電池と一緒に
念のためLEDランタンも持っていきました。
その他の装備品は
・エマージェンシーキット
(年中、使い捨てカイロも入れています)
・水
・行動食
・ガスバーナー
・調理セット
ニット帽は今回、使用しませんでしたが
ご来光登山や山中泊では
寒さ対策を念入りにした方が安心です。
こちらにもお勧めアイテムを含め、
詳しく秋のレイヤリングについて
書いておりますのでご覧いただけると幸いです。
季節に応じたウェア選びで
安全で快適な山歩きをお楽しみください。
ウェア選びなどでご不明な点がございましたら
お気軽にお尋ねくださいませ。
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