“みんなが歩いて楽しめる道”をテーマに、昨年から山ではない場所も含めて宮崎県内の宮崎県らしい風景の道を、お客様と一緒になって調べたり歩いたり。
現在は都井岬から佐土原まで、僕らやお客様が下見を兼ねて歩いています。
そしてお客様と道の話をする際によく話題に「岩切章太郎さんが尽力された道」ということがよく出て、僕自身も宮崎県に移り住んで”観光旅行と言えば”と宮崎県が言われた頃のことを見てみようと岩切章太郎さんの書籍を拝読したことを思い出します。
宮崎県の”観光の父”的な存在かと勝手に想像している”岩切章太郎さんが思い描いた道”というのは、どんなものだろうと僕自身も時折海沿いの道を歩きながら考えたりしますが、せっかくなら実際に話を伺って、一緒に歩くお客様と共有できたらと思い、宮崎交通様を訪問してきました。
とはいえ、突然訪問するのも”どこを訪ねるべきか”分かりませんもので、宮崎市観光協会様が協力くださって担当の方を訪れてまいりました。
都井岬・えびの高原・道の駅フェニックス・青島など、宮崎交通社が手掛けてきた事業は挙げればキリがありませんが、担当の方から丁寧に、僕らが実際に歩いている都井岬についても色々と昔の話を聞かせていただくという、何とも贅沢な時間。
さらには青島・えびの高原と僕らに馴染みのある場所ですが、当然ながら僕は当時は宮崎にいないので当時のことを色々と聞かせていただきました。
おまけにポスターは撮影の許可をいただいて、一部ご紹介させていただきます。
なかには、懐かしいと感じられる方もきっといらっしゃるのではないでしょうか。
岩切章太郎さんや宮崎交通様が手掛けてきたことは一度に書き切れるものではなく、もちろん僕は知らないことも多いため、実際に様々なことを知りながら海沿いの道や宮崎県の道を歩けば、なお興味深く感慨深いものだと個人的に思っていまして、情報のご提供やインタビューについて協力いただけないかとお邪魔したのですが「皆さまが楽しんでいただけるためであれば」と快諾いただきました。
とは言え「何から伺えば」ということも相談させていただいたところ、宮崎交通社史編纂室編『宮崎交通70年史』をお借りいたしまして、これから宮崎交通社の70年史を読みながら、当時のことを知るお客様や担当の方に伺っていこうと思います。
色々と岩切章太郎さんのことを伺いながら、山も麓も誰かが開拓した道と思うと素敵なことだと実感しつつ、現在手掛けています”みんなが歩いて楽しめる道”を更新しているWEBサイトで定期的に頑張って紹介したいと考えています。
余談ですがこういう情熱ある方の話を聞くと、どうも最近涙脆いもので、ついジンと来ることが多々…汗
単に歩くだけももちろん気持ちよく快適なものですが、少し知るとまた面白いものが山ほどありそうな道。
一緒に歩く皆様がお楽しみいただけるよう、色々と試行錯誤してまいります。
※担当の方が「章太郎さん」と親しげに語られていましたので、ここでは”岩切章太郎さん”と書かせていただきました。
宮崎市観光協会様、宮崎交通様ありがとうございました。
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