今シーズンよりお取り扱いがスタートした、韓国発のULブランド”CAYL”
これまでにアパレル・ヘッドウェア・バックパックと様々なアイテムが当店に入荷しておりますが、機能性やデザイン性にも優れブランドのファンになってくださったお客様も多数いらっしゃいます。
荷物が少ないシーズンのハイキングに使ってみたいなと、私も楽しみにしていたバックパック”Gaya Roll Top”を使って、先日の店休日に高千穂峰(高千穂河原コースより)歩いてきました。
ちなみに”Gaya”は韓国にあるカヤ山が由来となっているそうです。
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温暖な南九州エリアの日帰りハイキングでは、ダウンジャケットなど嵩張る防寒着類を持って歩くシーズンは、11月末あたりから3月あたりくらいで、スピーディに行動する際や、寒い時には休憩をのんびり取らないという場合、低山などでは厚手の防寒具も必要なく、年間通して重宝する容量となります。(“ご来光待ち”や山域によってなどイレギュラーもありますが)
収納
容量は18-22L、ロールトップタイプで容量の可変可能な設計です。推奨パッキングウェイトは7kg未満となっています。
この日、私がバックパックに入れたアイテムは、レインジャケット / ウィンドシェル / 行動食 / エマージェンシーキット / 500mlドリンクボトル×2本 / 一眼レフカメラです。クッカーやバーナーなどの調理用品は入れませんでしたが、きっと一般的な日帰りハイキング装備となります。
ゆったりとした容量の外側のメッシュポケットには、てぬぐいや日焼け止めなど細々としたアイテムを入れました。外側のメッシュポケットにもかなりの荷物を入れることができます。UL系のバックパックによく見られる、外側のメッシュポケットは、ここに濡れたシェルやシェルターなどを入れて通気を良くし、歩きながら乾かす役割もあります。
フロント部分はバンジーコードがX状に張られており、荷物の増減に合わせてコンプレッション可能。また、たるみ防止にフックが設置されているので、外メッシュポケットに荷物をたくさん入れても、だらしなく広がってしまうことがなく、パックの形状をスマートに整えることができます。バックパックの底部にもバンジーコードが設置され、ここにはマットやトレッキングポールを付けることも可能です。
背負い心地
ショルダーハーネスはフォーム入りの幅広タイプで、肩への負担が少なく、チェストストラップも付いているので背負った感じも安定感があります。背面はメッシュ状になっており、通気性も確保。チェストハーネス部分にある黄色いパーツはホイッスルになっていますので、緊急時などは是非使ってください。
日帰りハイキングを想定しての設計なので、重たい荷物を入れることはないと思いますが、バックパック本体が421gと軽いので、背負い心地も軽やかです。ウエストハーネスも付いておりますが、中に入れた荷物が軽いのと、今回歩いた山では、ウエスト部分をかっちりと腰に固定しないとバランスを崩してしまうとか、振られてしまうような箇所はないので、私はウエストハーネスは外して使用しました。
その他機能
Gaya Roll Packの内部にはファスナー付きポケットが1箇所、背面側のパットは取り外しが可能で、休憩時のシートパットとして使用することが可能です。このシートパットを取って、さらに軽量化させることも可能です。
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今時期のような温暖なシーズンや行き慣れた山、サクッと短時間で楽しみたい山などは「バックパックがもう少し小さくてもいいかも」とご相談されることが多く、私たちが年間通して楽しむ山々で重宝するお勧めのサイズ感です。バックパックそのものを軽くすることにより、いつもよりスピーディに行動することが出来たとのお声も。装備の軽量化をしたい方や、山やシーズン、気分によっての使い分けとしてや、これからハイキングを始めたい方にもお勧めです。
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CAYLのバックパックはすでに何種類か入荷しておりますが、どれもデザインにムダがなく、機能性もありシンプルでスタイリッシュなデザインばかりです。今シーズン当店では新たなブランドを数ブランドお取り扱いさせて頂いておりますが、CAYLのアイテムも山と街のボーダーなく「日常でも」機能的にスタイリッシュに楽しんでいただけるブランドのひとつとして、ご愛用いただけると嬉しいです。
カラーバリエーションなどは、以下ONLINE STOREのページをご参照ください。
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