ロングトレイル(Long Trail)、正しくはLong Distance Trail , Long Distance Hiking等と呼ばれますが、九州自然歩道を機に宮崎県でも楽しむ方が増え始め、僕らが歩いています海沿いの道も少しずつ楽しもうという声が聞こえ始め、また新しい遊びが宮崎県に生まれてきたなと感じるところです。
改めてそんな新しいカルチャーを広めようと尽力いただいております
九州自然歩道フォーラム
トレイルブレイズハイキング研究所の方々に敬意も込めまして。
長く歩くことの魅力はまた改めてコツコツと定期的に書いてまいりますが、僕は半分仕事・半分好きで歩いていながらも、本当に歩くことで知ることは予想以上に多く、海外のような”広大な自然”ではなく、随所に人の営みが垣間見える道は独特の楽しみがあるなと実感しています。
今回はどんな道具を持って歩けば良いか分からないというお声をいただいて、少し実際の装備品リストを。
本当は写真があった方が分かりやすかったかもしれませんが、とりあえず僕の所持品リストとポイントをご紹介しておきます。
基本、あまり山と変わりません。
シューズ

日向市にて
舗装路の多い道だろうと、未舗装路だろうとシューズを分けるのが面倒なので、基本的には未舗装路を歩く前提のシューズを使用しています。
登山道・散策路・遊歩道・舗装路とどこを歩こうと使えるものを一足。
僕はクッション性の強いALTRA “OLYMPUS”を愛用していますが、Lone Peak / OLYMPUSとALTRAのシューズは評価が高いと感じています。
他にもTOPOであったり、ローカットのシューズで防水仕様でないものを使っています。(蒸れるのを避けるため)
なお雨天の時はGORE-TEXのソックスを使用して足が濡れないようにしています。
※もちろんいずれも、お取り寄せでも対応できます。
パック

児湯郡にて
区間毎に日帰りで歩く時は15-20L、テント等を担いで歩く時は30-45L程度のパックを使用しています。
この点は人によって必要なものが若干異なるかと思いますが、必要な道具だけにして無駄なものを持たないように心がけつつ、軽くて少し長めに歩きやすいように。
シューズ同様に、山を歩くにも長い道を歩くにも、いずれにも使えるモデルを使用しています。
なお、個人的には日帰りのパックはウエストハーネスもついていないモデルを使用しており、テント泊の時はその時々に応じてという感じでしょうか。
ファーストエイド

日向市にて
山でも長距離自然歩道でも、長く歩くにも絶対に省けないのはファーストエイド。要は応急救護セットです。
先日のPodcastでパックの中身についてお客様と一緒に話していましたが、ザッと携帯しているものをリストにしてみます。
- マキロン的な消毒液
- 目薬
- 絆創膏
- ピンセット
- ナイフ
- ホイッスル
- 鎮痛剤
- 下痢止め
- エマージェンシーブランケット
- テーピング
- コムレケア(足攣った時用)
- ポイズンリムーバー(春-秋)
- ダクトテープ
- 三角巾
- 軟膏
- ライター
- ヘッドライト
- 浄水器
- モバイルバッテリ
おおよそこれ位かなと思います。
歩く場所やルートによって若干の違いはありますが、だいたいこれ位のものをいつも携帯しています。
衣類

日向市にて
これも目的地や、宿泊の有無により少し異なりますが、パックに入れている衣類。
<着替え>
テントで眠る時、公共交通機関に乗る前など
ソックスの替え
<インサレーション>
ダウンジャケットなどの防寒着。寒い時の睡眠用としても携帯しています。
<レインウェア>
レインパンツはその時々で判断しますが、ジャケットは基本入れています。泊まりで歩く時は上下を入れています。
<グローブ>
季節やルートにより
<タオル>
コンパクトで速乾性の高いもの
<帽子>
いつも被ってます
クッカー・カトラリー

都農町にて
食事は大切な時間です。
できるだけコンパクトになるようなストーブ・クッカー・カトラリーを携帯しています。
アルコールや固形燃料か、ガスストーブかはその時々の気分によってでしょうか。
大抵テント泊の時だけはガスストーブを持っています(よく食うので…)
サコッシュ類

日南市にて
サコッシュ類。僕はFunny Packを使用していますが、頻繁に使用するものを少し携帯するのに手放せなくなりました。
何を入れるかは人それぞれだと思いますが、僕は財布・点鼻薬・ティッシュなど。重度の鼻炎持ちなので点鼻薬は欠かせません…
財布は食事処に立ち寄る際、キャンプサイトを使用する際、自販機で水分を補給する際と、携帯に便利なものを使用しています。
行動食

都農町にて
行動時に腹減った時用。
柿ピーと大豆オンリーでしたが、最近Podcastでご一緒している矢野さんの紹介で、炒った玄米にハマりそうです。
その他にも時におにぎり・パン・菓子など、おやつ含めて適度に。
トレッキングポール

日之影町にて
長く歩く時には大抵携帯しているトレッキングポール。
泊まりの時にはシェルターのポールとしても使うので、カーボン製のものを大体持ってます。
水

都農町にて
1番重いけどマストな水。
季節やコースによって持っている水の量は違いますが、少ない時で1.5L程度、多い時で3-4Lでしょうか…
海沿いの道では意外に自販機が多いので、少し楽できます…汗
テント・寝具

綾町にて
吹きさらしの稜線で寝るわけではないので、できるだけ軽いものを。という感じでいつも持っています。
- テント
- シュラフ
- 温暖なシーズンはエマージェンシーブランケット
- マットレス
とりあえず寝るだけなので、できるだけシンプルに。
宮崎県はテン場が山に少ないので、長い道を歩きながらテント泊を楽しむというのは個人的に嬉しいものです。
自分の持ち物リストを見るとこんな感じでしょうか。
僕は忘れ物が多いので、”日帰り”・”泊まり”とスマホにリストを入れて忘れないようにしています…
気候が温暖な南九州は、軽量・快適に楽しみやすく、少しずつ遠方のお客様からも問い合わせをいただくようになりましたが、宮崎県の色々な道。
まだまだ僕らも探して歩きますが、本当に素晴らしい場所が多く、気になっている方は是非「やってみたいな」と思うより、一緒に歩きに行きましょう。
個別の道具を細かにまでは説明していませんが、店頭でも気軽に相談ください。
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