春と言えば山菜。
独特の苦みのある山菜を天婦羅にして食べる。
口の中に春の香りが広がり、季節を感じる瞬間です。
子供の頃は苦手だったあの苦味も、いつしか美味しいと思うようになりました。
ユキノシタを眺めながら思い出す友人のこと
先日、祖母山を下りて
麓の町を散策していると、ユキノシタが可憐に咲いていました。
そんな可憐なユキノシタを眺めると思い出す友人が居ます。
その友人とは、一緒に釣りに出かけることが多いのですが、いつも春の時期になると山菜の話で盛り上がります。
子供の頃には山で摂って食べていた山菜も、今となっては覚えていないもの多くなりました。
僕と同郷の友人は今でも自然の中で生活しており、いつも春にご一緒した時には「これは食べれる、これは似てるけど違う」と、
僕の子供の頃の生活が今でも日常で存在することを感じさせてくれます。
そんな僕の友人が教えてくれたのはユキノシタの葉。
それ以来ユキノシタを見つけると思い出すのは、友人夫婦の素敵な笑顔です。
祖母山を下りた後は、麓の町でタラの芽の天婦羅と蕎麦を食べながら
そんな友人を思い出し、近くに住んでるから元気にしてるかなと気になるものでございました。
様々な物、様々な場所に、様々な思い出
自然の中を歩きながら、親しい方々の事を思う。
そうすると、意外と色んな物や場所に、様々な思い出が出来ていることに面白さを感じることがあります。
ユキノシタの花1つにしても、巨大な岩壁にしても。
そこを歩いて色んな方と話をしたことや、時にはひとりで歩いたこと。
僕が思う、沢山の美しい自然に様々な思い出が残ることで自然を守りたい方が増えるといいなという気持ちは、
僕自身がそうして色んな方との思いでを大切に感じているのかなと、ふと思わせてくれたユキノシタでありました。
皆さんも、きっと色んな場所に素敵な思い出があるのだと思うと、
また色んな方と自然の中を歩いて、素敵な思い出を聞かせていただきたくなるものです。
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