今週の定休日初日。
僕らは山遊びを生業にする職業ですが
山には色んな職業があり
ずっと同行させていただきたくお願いしていました
昆虫のプロに同行して
いつもと違う山の楽しみを体験してきました。
男性陣の多くは幼少期の
思い出として持っているような
カブトムシやクワガタ。
そんな虫を生業とする方々も宮崎にはいらっしゃいます。
・
出かけたのは”虫捕り”な訳ですが
僕が子供の頃に楽しんでいたような
中途半端な経験での虫捕りではなくプロに同行して
県内某所の山の中に出かけていきます。
さすがに女性なスタッフは興味ないかと思っていましたが
「行くに決まってるだろ」という返事で
プロのお二方に僕らが同行させていただいて
ガタガタな未舗装路を車で走って山奥へ移動。
僕は”虫捕り”がそんなに上手な子供ではなく
捕れない日もザラにあった記憶でして
「捕れる確率は?」的な質問をしますと
「100%」と。
やっぱりプロは違います…
・
花が好きな方であれば、花の咲く木を覚えて
鳥が好きな方であれば、鳥が好きな木を覚えてと
それと同じように
虫のプロは虫が好きな木を知っていて
日中にも関わらず
「ほら、あそこに」とドンドンと見つけていきます。
・
山を歩いて楽しむ方でもあり
うちのお客様でもあるのですが
昆虫T-Shirtが最高にカッコよくて
ちょっと見惚れてました…
・
蜜を吸ってる虫を見つけては捕まえて
小さなサイズは眺めて大切にリリース。
そんなことを繰り返しながら
山の中で遊ぶ訳ですが
信じられない位に次々と発見する訳で
プロの経験値というものに超感動。
・
“ミヤマ”だとか”スイギュウ”だとか
幼少期の頃に使いまくっていた言葉が
連発するのでテンション上がりっぱなしですが
子供の頃に憧れていたミヤマクワガタが
こんなに捕れるのか…と
そんなことを思ったりしてました汗
・
もちろん楽しい面だけでなく
ダニ・ハチなど
嬉しくないな虫もいる訳で
二人ともハチに刺されていたり
衣類にダニが着きまくったりと
そんな経験も豊富な訳ですが
大人が子供のように夢中になって遊ぶ姿は
何ともカッコいいものです。
・
そして僕が幼少期の頃にやっていたように
木を揺らしたり、登ったり。
で、揺れた木からクワガタなどと一緒に
無数のスズメバチが飛び
「ぬおぉぉ」とビビったり…
宮崎で昆虫を生業としているという方に出会って以来
興味津々だった世界ですが
まぁ、面白いのなんの…
子供のいる親御さんには
最高に羨ましい知識・経験値だと思いますが
それを体験してきたのは最高に贅沢な時間です。
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僕が最高に素敵だなぁと思う
1人の昆虫のプロ。
宮崎の自然も大好きで
宮崎がもっと面白くなるようにと
たくさん奮闘されている方ですが
最近は山も買って
面白いフィールドを作ろうとされていて
何とも羨ましい…
・
僕らが遠方から訪れてくださる方々を
よく案内させていただくように
虫も遠方から訪れて楽しむ方も多いそうで
様々な方面で
宮崎の山の楽しみを体験しようと
遠くから訪れてくださる方が増えるのは
何だか嬉しいものです。
・
そんな昆虫の世界。
山も釣りも「近年の森は…」と
環境の変化を危惧する声も多いですが
虫の世界を見ても
大きな昆虫が激減していたり
絶対数が明らかに減少していたりと
環境の変化を痛感すると話されておりました。
山も谷も
虫も動植物も
宮崎県の山間部には
宝と呼べる体験や時間に
動植物が存在している訳ですが
そうしたものを楽しみながら知って
大事にしたいなと感じる時間は
本当に素敵なものです。
・
ご一緒させていただいたプロの方とは
業種を超えて宮崎の山間部を面白くしたいねと
よくそんな話もさせていただくのですが
「どげんとせんといかん」的な話を
プロの方々と話せるのも
また僕にとっては嬉しい時間です。
・
登山やハイキング
渓流釣り、山野草探し、野鳥観察
虫捕り、林業、環境保全、調査と
山や山間部には色々な楽しみや仕事が存在しており
それぞれに魅力あるものばかり。
そんな素晴らしいものが
もっと繋がって広がっていけば良いなと
そんなことを思った時間でございました。
暑かったのは当然ですが
そんな中で素敵な体験機会をありがとうございました。
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是非山に谷に麓にと
皆さまも色々な山間部の楽しみを
発見して楽しんでくださいませ。
虫師と言えるようなプロのお二方
貴重な時間に同行させていただき
本当にありがとうございました。
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