【ACTIVITY REPORT】FLY FISHING | 今シーズンラストの釣行へ

9月最後の定休日。
9月末で山女魚釣りも禁漁となりますので、今回が今シーズンラストの釣行となる訳でございまして、今年の最後は馴染みのお客様と渓谷へと出掛けてまいりました。

今シーズンラストの釣行へ

今シーズンラストの釣行へ

ご一緒させていただいたのは、僕が店を出してからの付き合いとなるお客様で「あっという間に6年か」とそんなことを思いながら山奥の源流部へ。

お客さまと店主(スタッフ撮影)

お客さまと店主(スタッフ撮影)

天候が不安定でなかなか目的地が絞れなかったのですが、幸い出掛けてみると青空の下での釣り。
久々に訪れた源流部は、この数年の台風で地形もかなり変化していまして”魚影が濃い”という印象で、いつも魚の溜まっている様子が見えていた場所も魚の気配なしと、この日がたまたまなのか、魚の数自体が減ったのかは1回の遡行では判断できぬものの、近年の台風や大雨など自然災害の大きさを感じる遡行でございました。

釣り自体は渋い1日となりましたが、そんな魚影の見えない中でなんとかキャッチできた山女魚は野生感のある美しい魚。
今年から使い始めた、釣りの大先輩に制作いただいたランディングネットで、今シーズンはネットサイズをオーバーしたのが1回でしたが、最後の綺麗な山女魚をネットに入れて写真に収めて綺麗な流れへリリース。

今シーズン最後の山女魚

今シーズン最後の山女魚

仕事柄、山や山間部に出掛ける機会は普通よりも多いとは思いますが、台風や大雨などの自然災害によるダメージは市街地にいるよりも、山間部で自然の崩落や地形の変化を見る方が実感することがあります。
またそれと同時に”限界集落”と言われるような地域を訪れ、今日も「ここにはあと1軒なのですね」なんて、少し寂しい話もしながらの道中。
そしてすっかり河川の姿が変わった渓谷。

「数年の間にまた綺麗に復活するだろう」と過去には思っていた変化も、近年では雨や台風の規模が大きく、水の流れでエグれてしまった箇所などを眺めつつ、どこか心の痛む今シーズンラストの釣行でございました。

また毎年訪れる中で、美しい姿に戻っていく様子も、元気に泳ぐ魚の姿も、眺めて楽しめるといいなとお客様の釣りの姿を見ながら「7年目の付き合いか」と思うのでありました。

兎にも角にも店にお越しくださる方々から大きな怪我の知らせもなく、山女魚釣りのシーズンを終えました。
シーズンオフの練習やフライのストック作り、管理釣り場での交流。そして山歩きや自然歩道を歩いたりと秋冬を楽しんでまいりましょう。

少々しみじみした内容になりましたが、これからは僕は尾根に上がって歩いて楽しむのがメインな季節。
良い風景を探しに出掛けてまいります!


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