冬の高千穂峰(霧島連山) -夢が丘コース-

最近は店のWEBサイトを見て
行きたい山を探してますと
そんなお声を、店でいただくことがあり
本当に嬉しい限りでございます。

今回も参考になればと
定休日を利用して高千穂峰の
夢が丘コースを歩いてまいりましたので
ご紹介させていただきます。

高千穂峰(霧島連山) 標高:1,574m

霧島連山と高千穂峰

霧島連山と高千穂峰


高千穂峰の紹介の際に
大抵書いていますが
霧島連山の中でも、韓国岳と並んで人気の山。

複数の登山コースのある高千穂峰ですが
今回は夢が丘登山口からのコースを
歩いてまいりましたので
ご紹介させていただきます。

高千穂峰(夢が丘コース)を歩く際の注意点

<登山口へのアプローチ>
登山道までは整備された舗装路を走りますので、普通車で問題ありません。駐車場は広くありませんが、登山口に駐車場があります。

<トイレ>
登山口にトイレが設置されており、登山道にはトイレはありません。山頂に携帯トイレを使用するブースが設置されていますので、不安な方は携帯トイレを持参しましょう。

<ヤマビル>
高千穂峰は高千穂河原コース以外は温暖なシーズンはヤマビルが居ますので、苦手な方は寒いシーズンに歩くか、対策を行ってから楽しまれることをおすすめします。

<危険箇所>
大きな危険箇所はありませんが、登山道が狭い箇所などがありますので注意して歩きましょう。また、夢が丘コースでは他の登山道との分岐点などが存在しますので、道迷いには注意して楽しみましょう。(初心者の方は経験者に同行いただくことをおすすめします)

<雨天時>
このコースに限らずですが、雨天時は滑りやすい箇所が多いため登山道が濡れている場合は足元に注意して歩きましょう。

<初心者の方>
夢が丘登山口からのコースは人の多いコースではありませんので、初心者の方は必ず経験者の方やガイドさんに同行いただいて楽しみましょう。

今回のコース(夢が丘コース)

夢が丘登山口から高千穂峰へのコース

夢が丘登山口から高千穂峰へのコース


登山口の標高が650m前後で
山頂は1,574mなので
高低差は約920m程度です。

一般的なコースタイムは
5-6時間程度だと思いますが
体力に不安のある場合は
ゆとりを持ったスケジュールを組みましょう。

前半は樹林帯の中を歩きますが
稜線に近づくに連れて
開けた展望が楽しめて
非常に快適な稜線歩きをしながら山頂へ向かうコースです。

高千穂峰は火山の影響で
高千穂河原方面と、御池方面で
全く異なる山容が楽しめるので
コースを変えると様々な雰囲気が楽しめます。

なお、先に書きましたが
人の多いコースではありませんので
初心者の方は経験者やガイドさんに
同行いただいて楽しみましょう。

登山口-霧島東神社コースとの分岐

写真を撮り忘れてしまいましたが
登山口には広くはありませんが
駐車場があります。
トイレもありますので、しっかり準備して登りましょう。

登山口からしばらくは
樹林帯の中を歩きます。
原生林の美しい森を楽しみましょう。

このあたりや御池周辺は野鳥も多いので
野鳥を見ながら歩くのもおすすめです。

前半は樹林帯の中を歩きます

前半は樹林帯の中を歩きます


スタートしてしばらくは
勾配も少ないので、ゆっくり歩きながら
体を慣らしていきましょう。

途中からは勾配もきつくなってきますので
無理ないペースでゆっくりと歩きます。

そして途中からは一気に周囲が開けて
美しい風景を楽しみながら
快適に標高を上げていきます。

登りの途中からの風景

登りの途中からの風景


火山帯らしい岩が剥き出しになっていたり
霧島連山らしい風景を
楽しみながら歩けるコースです。

また四季により
花や緑、秋のススキと
色合いが非常に変わるので
季節ごとの色を楽しみながら歩くのも
おすすめです。

稜線手前から山頂を眺めた風景

稜線手前から山頂を眺めた風景

登山道を歩くスタッフ

登山道を歩くスタッフ


展望が素晴らしい場所に出ると
つい風景を眺めたり
写真を撮ったりで時間がかかってしましますが
時間がかかりすぎないように注意して
行動時間もチェックしながら歩きましょう。

霧島東神社コースとの分岐まで到着すれば
あとは稜線を歩いて山頂に向かいます。

稜線を歩いて山頂へ

霧島東神社からのコースと合流すれば
あとは稜線を歩いて山頂へ向かいます。

霧島東神社コースとの合流点から山頂を眺める

霧島東神社コースとの合流点から山頂を眺める


御池側からのコースを歩いた場合
この稜線歩きはコースの魅力のひとつ。

風が強い場合は稜線上で
強風に煽られることもありますが
天候がいいと非常に快適な稜線歩きを楽しめます。

非常に快適な稜線歩き

非常に快適な稜線歩き


美しい稜線なので
周囲の展望や、歩いた道のりを眺めて
楽しみながら山頂へと向かいます。

山頂直下は少し勾配がきついので
息を整えながらゆっくり歩いて上がりましょう。

この日は薄雲が美しく
非常に幻想的な稜線歩きを楽しめました。

超快適な稜線歩き

超快適な稜線歩き


山頂に到着したら
のんびり展望を楽しみながら休憩して
登ってきた道を引き返して下山。

コース上に分岐点があるので
下山時はコースを間違えないように
注意して下山しましょう。


どの山も複数のコースがあれば
コースごとに違った魅力が楽しめますが
是非快適に楽しんでいただければ幸いです。

ご不明な点などがございましたら
店頭で気軽にご相談くださいませ。


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