宮崎市周辺にお住まいの方に
初心者の方におすすめな山はと聞かれると
大抵は宮崎市の双石山か、国富町の釈迦ヶ岳。
霧島等の山を除くとほとんどの方が
紹介する山の1つです。
国富町の法華嶽公園から登る
標高830mの釈迦ヶ岳(しゃかがだけ)は
初心者の登山にも、運動にも最適の場所。
初心者の登山におすすめな釈迦ヶ岳(しゃかがだけ) 標高830m
釈迦ヶ岳が
初心者の方におすすめしやすい理由の一つは
道に迷いにくいという事だと思います。
とても整備された登山道は
半分くらいまでは林道を歩きます。
宮崎市の双石山のように、
多くの登山コースが入り混じっている訳でなく
基本的に1つのコースを往復するので、
とても迷いにくく、歩きやすい山です。
![前半は手入れされた杉林の中を歩きます](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_a.jpg)
前半は手入れされた杉林の中を歩きます
後半は山の中を歩く味わい
そして、後半には山を歩いているという感覚が味わえる
自然道に変わり、森の中を歩く楽しみも感じながら
適度な勾配を登って山頂を目指します。
![山を歩く楽しさも感じれる](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_03.jpg)
山を歩く楽しさも感じれる
宮崎市からのアクセスも非常に良いので
トレイルランニングのトレーニングとして
使用されている方や
日々の運動、運動不足の解消に歩かれる方と
意外と人の多い里山です。
豊富なベンチ
また手入れされた登山道は
後半に入れば定期的にベンチが設定されており
休憩を入れながら歩くのにも最適です。
![豊富に設置されているベンチで適度に休憩をはさみながら楽しめます](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_f.jpg)
豊富に設置されているベンチで適度に休憩をはさみながら楽しめます
適度に休憩を入れれるので、
初心者の方も定期的に設置されるベンチで
一息入れながら山頂を目指すことができます。
お勧めはツツジの咲く春の初旬
歩きやすいのは、涼しい季節。
冬でも雪が積もることはほとんどありません。
この山ではツツジの咲くのも早く
3月に入り渓流釣りが解禁になったころから
イワツツジが咲きはじめます。
![3月中旬ころには岩躑躅が楽しめます](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_d.jpg)
3月中旬ころには岩躑躅が楽しめます
宮崎県内の山の中でも
ツツジの開花はとても早く、
いち早く春の訪れを感じさせてくれる場所です。
夏は少々暑いので、水分の対策を
しっかりと行っておきましょう。
ヤマビルに注意
4月中旬頃から秋にかけては
ヤマビルが多く生息しています。
気づけば足から出血している。
そんなこともありますので、
ヤマビルの季節にはしっかりと対策をしておきましょう。
ヒル除けスプレー等を持っておくと便利だと思います。
御来光のポイントとしてもお勧め
山頂からは東側の展望が優れており、
海までを見渡すことができます。
そのため、日の出時刻に山頂に居れば
御来光を楽しむことが出来ます。
宮崎市周辺の山では、
とても近く御来光登山が楽しめる場所。
![東側の展望がとても優れています](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_i.jpg)
東側の展望がとても優れています
午前中に運動、午後から家の仕事でも十分
往復で3-4時間もあれば十分におりてこれます。
そのため、午前中に少し山を歩いて
午後からは家の片づけと
時間に余裕がない時でもちょっとした運動を
気持ちよく楽しむことが出来る場所。
そうしたことからも、
ちょっとしたトレーニングに山頂まで
往復で歩かれる方もとても多い山です。
霧島連山も眺めることができます
山頂から5分ほど歩けば
霧島連山を眺めることのできる
展望所に到着します。
せっかく訪れた際は、
少し霧島の風景を楽しんでから
下山してみるのもおすすめです。
![展望所から眺める霧島連山](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2018/06/20180621_g.jpg)
展望所から眺める霧島連山
全体的に展望の優れた場所は多くはありませんが、
それでも手軽に楽しめて、
手入れの行き届いた親しみやすい山。
初心者の方も、運動不足解消目的の方も
手軽に楽しめる山のひとつが釈迦ヶ岳です。
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