標高1,234m地点にある
静かで美しい霧島の火山湖
宮崎県小林市
宮崎県小林市に位置する大幡池は、標高1,234mと非常に高い場所に位置する火山湖です。
この湖から流れる水は麓の田畑を潤す水源となっているこの湖は、昔には小波多池と呼ばれており、干ばつの際は池畔で雨乞いが行われていたそうです。
大幡池(おおはたいけ)
大幡山の山頂直下にある大幡池はあまりメジャーなスポットではないかもしれませんが、ひなもり台から比較的手軽に登ることができ、神秘的な光景を楽しめるポイントです。
池畔は広く、天気が良い時は非常に静かな中で風景を楽しみながらゆっくりとくつろぐことができます。
新燃岳の噴火の影響で規制がかかることも多いポイント
大幡池周辺は2011年に噴火した新燃岳の影響で規制がかかることが多いポイントです。
訪れる際は必ず事前に情報を確認しておきましょう。
大幡池から望む韓国岳
大幡池の湖面には、天候が良く風の無い時は「韓国岳」が映り、非常に美しい光景を楽しむことができます。
風が強いことも多い場所なので、訪れてこの風景が見れた時には存分に満喫しましょう。
湖畔は広くゆっくりと休憩することができます。
雲の中でも神秘的
この場所に限ったことではありませんが、天候に恵まれずとも神秘的な風景を楽しむことができます。
何も見えない湖畔は方向感覚を失ってしまうような錯覚を覚えます。
とても静かなポイントで晴れていても雲の中でも楽しめます。
麓の生活を支える水
大幡池までの道のりでは、池から流れ出た沢沿いを歩く箇所があります。
この美しい源頭部の水も大淀川の支流に流れ出て、果てには大淀川を流れ海へたどり着くと考えながら眺めると水の恵みや力はとても素晴らしいものだなと感じるものです。
決してメジャーとは言えないポイントですが、手軽に楽しめる静かで神秘的な風景。
訪れる際は規制がかかっていないかなどをチェックしてから行きましょう。