歩くとわかる火山活動の痕跡(火口編) -霧島ジオパーク推進連絡協議会 + PORTAL-

僕らの店のお客様でも
多くの方が歩いて楽しまれる霧島山系の山々。

この山域はビギナーからベテランの方まで
様々な方が歩いて楽しまれるエリアで
いつも多くの方がハイキングを楽しまれています。

そんな霧島山系のことを
より深く知って楽しむために
霧島ジオパーク推進連絡協議会の方々と
不定期で更新しております霧島山のコンテンツ。

今回は
「歩くとわかる火山活動の痕跡(火口編)」と題して
ご紹介させていただきます。

過去のコンテンツはこちら

歩くとわかる火山活動の痕跡(火口編)

狭い範囲の中に火口や火口湖が密集している様子は
国内の他の火山にない霧島山を特徴づける景観です。

火山噴火の痕跡として
一般的にもっともイメージしやすいのが

「火口」ではないでしょうか。

霧島山はその火口の縁を歩くことができる場所も多く
霧島を歩いて楽しむ魅力のひとつとなっています。

火口や火口湖が密集している霧島山(※2014年頃の写真) 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

火口や火口湖が密集している霧島山(※2014年頃の写真) 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

霧島の火山の特徴として
山体の大きさに対して、大きく開いた火口を持つ山が目立ちます。

これは、これらの火口が
爆発的な噴火により形成されたことを物語っています
(爆発のエネルギーが大きく、噴出物がまわりにあまり堆積せず遠くへ吹き飛んでしまった)


大きな火口をもつ霧島山の主峰、韓国岳。

えびの高原をはじめて訪れた人が
韓国岳の方角を見て話す「あるある」に
「どっちの山が韓国岳なの?」というものがあると思います。

えびの高原側から見と
韓国岳にはピークが左右にあり
山が2つ並んでいるように見えるからです(無論、両方とも韓国岳です)。

えびの展望台から見た韓国岳(写真中央の建物はえびのエコミュージアムセンター) 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

えびの展望台から見た韓国岳(写真中央の建物はえびのエコミュージアムセンター) / 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

韓国岳はもともと
円錐の形をした山だったのですが

山頂火口の爆発のあとに
北西側(えびの高原側)でも爆発が起こったため
斜面にも火口ができました。

韓国岳の火口群(破線は色毎に異なる火口縁を示している) ※写真は2018年頃撮影したもの 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

韓国岳の火口群(破線は色毎に異なる火口縁を示している)※写真は2018年頃撮影したもの  / 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

山頂火口の縁(黄色の破線)は
北西側斜面にできた
火口(橙色の破線)によって分断されたため
えびの高原側から見るとピークが2つあるように見えるのです。

韓国岳には北西側にも
上記のものとはさらに別の火口(赤色の破線)があるほか
南東側の斜面にも火口(琵琶池)があります。

韓国岳から獅子戸岳へ向かう登山道の途中で見える琵琶池(左手前) 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

韓国岳から獅子戸岳へ向かう登山道の途中で見える琵琶池(左手前) / 画像:霧島ジオパーク推進連絡協議会提供

韓国岳を見てよくわかるのが
火山の噴火はいつも山の山頂ばかりで
起きるわけではないということです。

実際、現在も火山活動を続ける新燃岳では、西側斜面にある割れ目火口から活発な噴気を上げています

そして火山の爆発は
時に山体の形を大きく変えてしまうような
とてつもない力を持っているということです。

歩いて感じる霧島山の魅力

霧島山は美しい原生林や
迫力ある火口の縁と
多様で美しい風景を楽しめる山域です。

実際に成り立ちを知った場所を歩いて
眺めながら楽しむと
また違う魅力で火山帯の雄大さや迫力を
楽しむことができます。

是非霧島の山に出かけて
美しい風景を眺めながら歩いて楽しんでみてください。

韓国岳にて

韓国岳にて

また次回もお楽しみに。


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