PORTAL WOMEN’S OUTDOOR COMMUNITY -紅葉の大崩山(宮崎県延岡市)-

宮崎県延岡市の奥地に位置する大崩山。
“九州最後の秘境”とも呼ばれる山でもありまして
険しさによる達成感と、絶景を眺める感動とで
「いつかは登りたい」と憧れる方も多い山ですが

店で運営させていただいている
アウトドアのコミュニティでも同様に
しっかりと経験を積んで登りたいという方が多い山です。

先日はそんな大崩山へと出かけてまいりました。
ページ最下部に動画も置いておりますので
合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。

大崩山(宮崎県延岡市)

大崩山は行程時間も長く
道迷いによる遭難や
滑落の危険も多いため
初心者だけでの入山は控えましょう。
初めての方は経験豊富な方に同行いただいて楽しみましょう

大崩山の説明の際には必ず上記の文言も
付け加えて書いておりますが
大崩山に限らず他の山も同様のことが言えますが
初めて大崩山を歩く際は、楽しみを倍増させるためにも
ガイドのご案内付きをお勧めします。

今回は定番のコースで
大崩山を楽しんでまいりまして
以下の画像のようなコースです。

今回のコース

今回のコース


大崩山を歩く時は
山頂を割愛することも多いですが
今回は山頂まで足を伸ばして
存分に満喫しようというコース。

渡渉点で夜明けを待ちながら景観を楽しもうと
暗い内にスタートです。

レイヤリング

登山口の朝の気温は10℃未満。
風が吹いている場所では寒さも感じる気温で
日が当たる場所では暖かく
北風を受ける場所では寒さを感じる気候でした。

<行動中>
ジャケット:ソフトシェルまたはウインドシェル
ベースレイヤー:ロングスリーブT

<休憩中>
寒い場所での休憩では
行動着の上にダウンを羽織るようになりました。

※大崩山では花崗岩に擦れるなどのことが多いため
上下ともに耐久性のあるウェアがオススメです。

祝子川登山口-ワク塚分岐(渡渉点)

ワク塚分岐の渡渉点で朝の山の変化を楽しもうと
暗いうちに出発。
ヘッドライトをつけての行動なので、慎重に歩きます。

渡渉点に到着

渡渉点に到着


少し早く到着したので
渡渉点でのんびり休憩をしながら
夜が明けるのを待ちます。

小積ダキとオリオン座

小積ダキとオリオン座


「今からあそこに登ります」なんて話をしつつ
夜が明けると辺りは紅葉に染まっており
今回の行程に期待が持てます。

紅葉に染まった渡渉点からスタート

紅葉に染まった渡渉点からスタート


水も少なめで難なく渡渉して
袖ダキ展望所までの急登を頑張ります。

渡渉点-袖ダキ展望所

渡渉を終えれば
美しい森の急登を登っていきます。

急登箇所は少々疲れるものの
周囲を見渡せば美しい森に癒されるので
そこまでの疲労も感じることなく頑張れます。

今回は紅葉も見事で
幸運にも恵まれておりました。

紅葉に恵まれた登山道

紅葉に恵まれた登山道

朝日に照らされて綺麗な時間でした

朝日に照らされて綺麗な時間でした


周囲の岩肌と紅葉が見事で
つい感極まってしまうお客様に
「先が長いので行きますよー」と
笑いながら突っ込む店主…

そして絶景を堪能できる
袖ダキ展望所へ到着です。

紅葉の大崩山

紅葉の大崩山


ちょうど紅葉が見頃を迎え
お客様も感動のひとときです。

まさに見頃

まさに見頃


宮崎県は常緑樹が多いので
その中に赤や黄色が際立って
個人的にはなんとも好きな紅葉の雰囲気。

しばし絶景を堪能したら足早に移動します。

袖ダキ展望所-上ワク塚基部-大崩山山頂

今回は山頂まで行って
余裕ある行程をということで
中ワク塚や上ワク塚に上がるのは避けて
のんびりと山頂までを歩いて楽しみます。

周囲の絶景と紅葉が
気を紛らわせてくれるので
なかなか疲れも感じず快適に進めます。

真っ赤

真っ赤


そして途中の梯子やロープなど
危険箇所は慎重に。
そして危険箇所が終わった油断する場所も
緊張感を保っていただきつつ進みます。

危険箇所は慎重に

危険箇所は慎重に


上ワク塚基部を越えれば
美しい森を楽しみながらのんびり山頂へ。

美しい木々にも癒されながら

美しい木々にも癒されながら


そして山頂では
県外からお越しいただいていた登山者の方とも
談笑を楽しみつつ昼休憩。

暖かい飯がうまい季節

暖かい飯がうまい季節


のんびり休憩したら
下山に向けて進みます。

小積ダキ-坊主尾根-下山

山頂から小積ダキへ移動して
再度絶景を堪能しながら休憩。

ちょうど山頂で一緒になった方が
象岩のトラバースを歩いていたので
手を振って眺めさせていただきます。

象岩のトラバースを歩く登山者

象岩のトラバースを歩く登山者


そしてのんびり休憩したら
いよいよ梯子とロープが連続の坊主尾根へ向かいます。

象岩のトラバース

象岩のトラバース


ここを越えればいよいよ
梯子とロープの連続…
慎重にゆっくりと確認しながら降ります。

ロープや梯子は慎重に

ロープや梯子は慎重に


そして頑張って渡渉点まで降りたら
あとは気を抜かず登山口まで戻ります。

最後の渡渉点は飛び越えるのに不安があれば
靴を脱いで川の中を歩いて渡渉。
(事前に水位などはチェックしておきましょう)

最後の渡渉

最後の渡渉


全行程で今回は9時間の長い山歩き。
念願の山だったということで
ご一緒させていただいて本当にありがとうございました。

秋の紅葉に包まれた
快適な大崩山を楽しませていただきました。

最後に今回の動画です。ご覧いただければ幸いです。


山に出かけた際は動画も撮影して残していますので
楽しんでみたいなという方は
是非ご覧くださいませ。

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    • 金田 浩

    すごく素敵ですね。
    僕もいつか大崩山にチャレンジしたいです。

    • shogo.nakano

    コメントありがとうございます!
    是非コツコツ積み重ねてチャレンジしましょう!

  1. 2021年 11月 18日