双石山の見どころのひとつ、針ノ耳神社

双石山(ぼろいしやま) 宮崎市

宮崎県宮崎市の南部に位置する
双石山(ぼろいしやま)は
宮崎市や周辺でハイキングを楽しむ多くの方が
必ずと言っていいほど登ったことのある山で
運動やトレーニングを目的にされている方
初心者の方、健康目的の方と多くの方が日常的に楽しまれている山です。

これから登山を始めたいという方が
身近な人に「どこに行けばいいか」と相談したときに
必ず候補に上がってくる山のひとつだと思います。

低山ながら変化に富んだ面白い山として
多くの方に親しまれている山です。


双石山(ぼろいしやま) 標高:509m

宮崎市に位置する双石山は
「奇岩を楽しむ山」としても知られ
この山のひとつのシンボルとして
画像の針の耳神社というポイントがあります。

風化して独特な形状をしている

風化して独特な形状をしている

YAMAP:双石山・花切山・岩壺山

この独特な形状は風化してできたものでありますが
こうして岩の表面が風化によって
ぼろぼろと崩れていくことから「ぼろいしやま」という名がつけられたと言われています。

決して展望の開けた山とは言えませんが
様々な奇岩を楽しみながら歩き
適度に起伏があることが歩いていても飽きないことも
たくさんの方に親しまれている要因のひとつだと言えます。

複数のコースが存在する山

双石山は通常のルートでも
岩と岩の間をすり抜けていくような箇所があり
非常に楽しく歩けるのですが

その他にも「奥の院コース」「行者コース」
などをはじめとして様々な登山コースが作られています。

それらのコースの中には
健脚な方向けのきついコースなどもあるため
日頃から訪れている方々は
その日の気分や目的によって歩くコースを
変えたりすることができます。

反面、それだけ無数にコースが作られていることから
道迷いが発生することもあり
実際に遭難事故も目立つ山でもあります。

標高が低く身近にある山だからと
軽い気持ちで歩いていれば
迷ってしまうこともあるということを
念頭においておき
事前に行動するルートなどをしっかり確認して楽しみましょう。

小谷登山口からのコース

ここでは一般的に登られる方の多い
小谷登山口からのコースを掲載いたします。

針ノ耳神社をはじめ、奇岩も楽しめるコース。

小谷登山口からのコース

小谷登山口からのコース

登山口までのアクセス:舗装路、普通車可
トイレ:登山口・登山道ともに無し

上の地図では小谷登山口から九平登山口へ降りる
コースを掲載しておりますが
アスファルト歩きも長いため
山頂まで行って往復でも楽しめます。

展望所からの眺め

登山コース上に展望の良い箇所は
決して多くありませんが
所々に点在する展望所からは
宮崎市方面から海までの眺めが素晴らしく
日頃生活している場所を眺めることができます。

第二展望所からの風景

展望所からの風景

山頂は広くありませんが
展望所で休憩をすることもできますので
昼食などは展望所で楽しまれるのがおすすめです。

グローブの携帯をお勧めします

双石山では木の根やロープを使う箇所も多いため
グローブを持参して楽しまれるのが無難だと思います。
※滑りにくい手袋の利用をおすすめします


宮崎市から身近な山といえば双石山や国富町の釈迦ヶ岳をあげる方が多いです。
近場といっても意外と楽しめる双石山。
日頃の運動もかねて是非楽しまれてください。

双石山に関連するコンテンツ

関連記事

  1. 障子岳方面から眺める古祖母山

    古祖母山(ふるそぼさん) | 祖母傾山系

  2. ブナ広場

    ブナ広場(ぶなひろば) 祖母傾山系

  3. 大浪池と韓国岳

    大浪池(おおなみのいけ)-韓国岳(からくにだけ) | 霧島山系

  4. 獅子戸岳から眺める新燃岳

    獅子戸岳(ししこだけ) 霧島山系

  5. 白鳥山山頂から眺める韓国岳

    白鳥山(しらとりやま) -霧島連山-

  6. 祇園山山頂

    祇園山(ぎおんやま) 五ヶ瀬町

  7. 南登山口駐車場から眺める比叡山

    比叡山(ひえいざん) 宮崎県延岡市

  8. 釈迦ヶ岳 | 宮崎県国富町

    釈迦ヶ岳(しゃかがだけ) | 宮崎県国富町

  9. 大幡山頂とミヤマキリシマ

    大幡山(おおはたやま) 霧島連山