獅子戸岳は新燃岳をはじめとする霧島の火山の影響で入山できない場合がありますので、必ず事前に確認して訪れてください。
新燃岳の前に位置する獅子戸岳。
新燃岳が噴火して以降は
しばらく入山できなかった場所ですが
新燃岳の警戒レベルにより
入山出来るタイミングができた山。
霧島連山を見渡せるような
素晴らしい景色が見渡せて
新燃岳を間近に眺めることができる獅子戸岳は
規制が解除されているタイミングがあれば
是非訪れて火山帯の風景を
楽しんでいただきたい場所です。
獅子戸岳(ししこだけ) 標高:1,429m
![獅子戸岳から眺める新燃岳](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2019/10/shishiko_img.jpg)
獅子戸岳から眺める新燃岳
登山口までのアクセス:普通車可、舗装路
トイレ:登山口付近にトイレ有
新燃岳が噴火する前では
霧島山系の植生も楽しめる山でしたが
今では火山帯の魅力を満喫できる山。
獅子戸岳に登るなら
現在は大幡山を経由するか
韓国岳から歩いてくるコースが一般的で
いずれも少し長い距離を歩きますので
ビギナーの方は必ずベテランの方に同行いただいて
ペース配分などを見ながら
楽しむことをおすすめします。
一般的なコース
- 韓国岳-獅子戸岳
- ひなもりキャンプ場-大幡山-獅子戸岳
その他のコース
- 大幡前山-大幡山-獅子戸岳
大幡山を経由するコース
ここでは、獅子戸岳へ
大幡山登山口からアクセスするコースの
見所をご紹介。
大幡山登山口は
ひなもりオートキャンプ場の敷地内のため
ゲートの開閉時間を予めチェックしてください。
登山口までは普通乗用車で
問題なくアクセスできます。
トイレは大幡山登山口にありますが
登山道にはトイレはありません。
大幡山を経由して獅子戸岳へと向かうため
大幡山登山口から大幡池までの
急な登りは少々疲れるかと思いますが
大幡山付近の稜線まで上がれば
素晴らしい展望を楽しみながら
獅子戸岳までを楽しめるコースです。
植生と火山の迫力が楽しめる山
春から梅雨時期にはミヤマキリシマ
そして登山道では霧島の植生
秋にはススキの多い登山道と
美しい植生も楽しめる山です。
そして獅子戸岳の目前に広がる
活動中の新燃岳は大迫力です。
![活動中の新燃岳](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2019/10/shishiko02.jpg)
活動中の新燃岳
獅子戸岳の山頂付近は
ゆっくりと休憩できるスペースがあり
宮崎県近郊の山では
活火山の迫力を非常に感じることができる山のひとつです。
快適で気持ちいい稜線歩き
獅子戸岳を訪れる際は
霧島山系の美しい稜線を歩いて訪れます。
そのため
道中は非常に気持ちいい稜線歩きを
楽しむことができます。
火山帯なので低木中心で
見晴らしも良く
疲れを忘れて楽しむことができるコースです。
![快適で気持ちいい稜線歩き](https://portal.miyazaki.jp/wp-content/uploads/2019/10/shishiko02-1.jpg)
快適で気持ちいい稜線歩き
見晴らしがいいので
霧島山系の山を全て見渡せる
圧倒的な展望が楽しめます。
火山の規制などによって
入山できないことが多くありますが
その分、入山できる時は
その絶景を是非楽しんでいただきたい場所。
きっと「行ってよかった」と
そう思える場所です。
是非、皆さまも火山帯の絶景を楽しみに
出かけてみてくださいませ。